ビジネススキルから学ぶ!営業職の面接攻略法
ES通過、webテストも合格して、「さぁ面接だ!対策しなきゃ」と面接関連のハウツーを読みあさっているあなた。
もしかして、入社前の面接と入社後の商談、別物として考えていませんか?
もちろん答える内容や面接のフローなど"就活の面接対策"で学ぶこともありますが、企業は入社後のあなたが活躍できるかをみるために面接をしています。
特に営業職の場合は「そのまま商談を任せても信頼できそうか」という部分、ビジネスパーソンとしての「答え方」が面接に現れるため、選考段階でビジネススキルを身につけておくことは非常に重要です。
ということで、営業職の面接に使える「ビジネスコミュニケーション能力」について分析・解説をしていきましょう。
信頼できる営業の4つの要素
事務職と営業職が大きく異なるのが「社外の多数の人に信頼される関係を作らなければならない」という点です。
営業は「自分を売り込む仕事」ですので、営業スキルを身につけておけば究極の自分の売り込みである就活はバッチリですね。
ではどんな人が信頼されやすいのでしょうか?
コミュニケーション力があって信頼できる人 の要素を 次の4つに分けて解説していきましょう
- 見た目・態度がイケてる人
- 話しやすい人
- 頼もしい人
- 一緒に仕事がしやすそう人
信頼できる営業は見た目・態度がイケてる人
いきなり顔かよ、と思う方もいるかもしれませんが、ここでいう見た目・態度はイケメンや美人ということではありません。
清潔感があって、堂々としていて、背筋が伸びていて、ハキハキした声で話す人です。
背筋を曲げて俯いている人よりも、自信に満ち溢れた態度を見せてくれるビジネスパーソンは第一印象で信頼がおけます。
面接の出鼻で悪印象を与えないよう、意識をしておきましょう。
信頼できる営業は話しやすい人
商談でも面接でも、初めて会う人に深いことまで話すのは中々躊躇われるものです。
そんな状態から、相手と腹を割って話せる関係を構築できる人、というのは信用がおけるでしょう。
営業のテクニックでいうと、アイスブレイクという本題に入る前の雑談でどこまで関係性を作れるか、です。
人は"自分と共通点がある人"、"自分に興味を持っている人"に対して胸襟を開きやすくなるので、
話題の準備のために事前に商談相手のSNSや企業のプレスリリースを調べておくのは常套手段です。
信頼できる営業は頼もしい人
「何かあってもこの人が一緒なら大丈夫だ」と感じてもらえれば、あなたへの信用はバッチリです。
頼りになる存在になるために必要なことは、徹底的な事前準備です。
「豊富な知識があり、どんなことでも解決してくれる」という印象を持ってもらうために、相手の情報を徹底的に調べた上で
- 相手が悩んでいそうなこと
- 自分に求められていること
を想定して面接・商談に臨みましょう。
円滑に課題解決の話ができる、というのはかなり好印象です。
信頼できる営業は一緒に仕事がしやすそうな人
入社・契約が決まった後を想像して、共に仕事をやっていけるか不安に感じてしまうと、どんなにその場での印象がよくてもポジティブに考えられないものです。
ここでの"仕事の進めやすさ"とは、とにかく"レスポンスの早さ" に尽きます。
聞かれたことにはすぐに回答する。すぐに答えられなければいつまでに回答するかをすぐに返す。メールも電話も1時間以上空けずに返答する。
こういった、「レスが早い人」はそれだけでかなり重宝されます。
面接で必要な要素とは
ここまで** 信頼できる人 ** の要素を上げてきましたが、一番重要なものはどれでしょうか?
実は、企業とビジネスモデルによってこれらの重視されるバランスは大きく変わります。
例えば、 「ブランド力が強い自社製品を扱うメーカーの営業職」の場合は商品知識があってうまく一緒に運用していけるかが重視されます。
また、「代理店が多く同じ商品を他でも買えるようなB2Cの営業職」の場合はあなたの人間力が重視されるでしょう。
扱っている商品が
- B2BかB2Cか
- 主に新規営業か既存営業か
- 売り切りか継続運用か
- ブランド力が強いか新進気鋭か
などによって重要な要素も売り込みの重要度も変わってきますので、自分のターゲットがどこにあるか分析してみましょう。
※特にベンチャー企業の自社製品だと、ブランド力が0スタートで完全にあなたの営業力次第になることはよくあります。
ビジネススキルから学ぶ!営業職の面接攻略法まとめ
営業職の面接では、入社後の営業スキルまで評価されることがあります。
「信頼できる人」としてのコミュニケーション力をアピールするには
- 見た目/態度 → 清潔感、背筋を伸ばしてハキハキ話す
- 話しやすさ → 自分との共通点や相手のことについて話す
- 頼もしさ → 事前に相手のことを調べ、課題と要求を想定する
- 仕事のしやすさ → 面接中の質問や前後の連絡にすぐ答える
といったことを心がけましょう。
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