【営業職志望必見】面接における注意点・頻出質問を徹底解説!
就活生の皆さん、こんにちは!
インターン生のひさです!
突然ですが、皆さんは就職活動における志望職種は決まっていますか。
本選考では「入社後どのような仕事をしたいか」問われることも多いので、希望職種を決定しておくことはとても重要です。
そこで、今回は皆さんの職種選びの一つの参考として営業職について説明していこうと思います。また、後半では営業職面接における対策も紹介しているので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!
営業職の種類
まず、はじめに基礎知識として営業職の種類を把握しておきましょう。営業職は営業の対象によって大きく2つに分類されます。
法人営業
法人営業は、企業を対象として行われる営業活動です。取り扱っている商材は自動車部品や精密機器、企業保険や広告など多岐にわたります。法人営業は次に紹介する個人営業と比較して、規模の大きい取引を行うことが多いです。また、営業の対象が組織であるために、意志決定にかかる時間も必然的に長くなり、営業期間が長期に及ぶ場合もあります。
個人営業
個人営業は、一般消費者や家庭を対象として行われる営業活動です。商材は自動車、保険や証券などの金融商品、不動産などこちらも多岐にわたります。個人営業は営業の対象が組織ではないため、一回の営業にかける時間が短い傾向にあります。また、金融商品や自動車などの営業は個人宅に直接営業をかける「飛込み営業」をすることもあります。おそらく、多くの就活生が「営業」と聞いてイメージするのは個人営業のほうではないでしょうか。
営業職として活躍するために必要となるスキル
つづいて、営業職に求められるスキルについて説明していきます。
聞く力
聞く力は、「相手の話を正確に理解する力」と「情報を引き出す力」に分けられます。営業活動をする際には、ヒアリングから顧客のニーズを正確に把握して適切な提案を行うことが求められます。そのため、顧客との会話の中で前者の「相手の話を正確に理解する力」が必要になります。後者に関しては、顧客のニーズを把握するために時と場合に応じて適切な質問を投げるかけることが重要になるため「情報を引き出す力」が必要になります。
課題発見力
営業職における課題発見力とは、「顧客が抱えている課題をピンポイントに突きとめる力」をいいます。商談において、顧客から引き出した情報を論理的に整理して相手目線から課題点を抽出します。この課題発見が上手くいかないと提案内容も的外れなものになりかねません。そのため、課題発見力は営業活動を通して顧客を満足させるために必須のスキルといえます。
交渉力・提案力
交渉力・提案力とは、「商材を提案する際に顧客目線に立って丁寧な説明を行う力」です。コミュニケーション能力は前提として、一連の営業活動で顧客がどのようなポイントに惹かれるのかを把握し、その内容を強調した提案を行う力が必要になります。契約をするか否かの決定権が相手にある以上、顧客目線に立った交渉・提案は営業マンとして常に意識しなければなりません。
ストレス耐性
ストレス耐性は、特に個人営業をする際に必要になります。不特定多数に飛込みを行うこともある個人営業では商材を提案しても断られることのほうが圧倒的に多く、結果が出ない時期もあるため、健全なメンタルを保つ力が必要になります。また、営業職の成果は数字という形で明らかになるため、周囲と比較してへこんでしまうこともあります。その際に再び立ち直れる人が営業職として活躍できる人材です。
営業職面接における注意点
ここでは、営業職面接をする際の注意点について解説していきます。
外見の清潔感
営業職は企業と顧客の窓口になるため、「会社の顔」といっても過言ではありません。そのため、営業職面接においては身だしなみを厳しくチェックされると考えたほうが良いでしょう。スーツのしわや襟・そで・靴の汚れには十分注意する必要があります。また、一般的に人は額が見えたほうが明るい印象を与えられるため、髪型のセットにも気を配りましょう。
質問に対して具体的かつ端的に答える
どんな面接においても質問に対して具体的かつ端的に回答する力は必要ですが、営業職の面接においては要求されるレベルが高くなります。なぜなら、顧客の疑問に対して分かりやすく、端的に説明することが営業の現場で求められるからです。また、「具体的かつ端的に答える力」は必要となるスキルの項目で紹介した「交渉力・提案力」と通じる部分があります。就活生の皆さんは、日頃から意識していることだと思いますが、営業職面接においては特に注意しておくと良いでしょう。
相手の話を遮らない
面接官が話している最中に話に割込むような行為は営業職面接において厳禁です。こちらも営業の現場目線で考えられることですが、顧客の情報を引き出す際に相手の話を遮るようなことをすれば、顧客に不快感を与えてしまいます。そのため、営業職としての適性を判断する面接の場では、面接官が話終わるのを確認してから話始めるようにしましょう。とはいえ、オンライン面接ではタイミングを測ることが難しいため、面接官の話終わりから1~3秒ほど間隔を開けて話始めると良いでしょう。
営業職面接における頻出質問
営業職の面接では、「営業職として活躍するために必要となるスキル」を確かめるような質問が多くなされます。例えば、「挫折経験とその乗り越え方」ではストレス耐性、「学生時代に力を入れたこと」では課題発見力を判断されているといえます。以下では、営業職面接における頻出質問をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
・営業職を志望する理由
・挫折経験とその乗り越え方
・学生時代に力を入れたこと
・友人からどのような性格だと言われるか
【営業職として活躍できるベンチャー3選】
それでは最後に営業職に興味を持った学生向けに、営業職として活躍できるベンチャー企業を3つ紹介しようと思います。
株式会社アズ企画設計
アズ企画設計は、「価値の下がった中古物件に、再び価値をつけて販売する」をモットーに不動産の販売事業や賃貸事業を行っている企業です。扱う不動産は中古不動産がメインで
買い取りから販売まで一貫して担当し、さまざまな分野のプロ達と一緒に仕事をしていきます。そのため、日々の業務を通して単に不動産を売る営業力だけでなく、多くの人を巻き込んで仕事をする力を身につけることができるでしょう。
エナジーサプライ株式会社
エナジーサプライは、市場規模の大きなエネルギー業界において、売上げを1.5倍~2倍伸ばし続けている企業です。事業としては再生可能エネルギー販売事業や、電力小売事業を行っています。再エネ事業では太陽光・蓄電池の提案営業、電力小売事業では企業を対象として電気の切替え提案を行っているため、営業職が活躍する場も多く存在します。「脱炭素化」によって変革が迫られているエネルギー業界において、さらなる成長が見込める企業といえるでしょう。
メディアリンク株式会社
メディアリンクは、全国の大手企業をクライアントにもつ優位性を発揮し、コミュニケーションに特化したIT事業を行っている企業です。ITと聞くと営業とは無縁だと感じる学生もいると思いますが、メディアリンクでは自社サービスを企業向けに提案する営業職も存在します。これからも成長が見込まれるIT業界において営業職として活躍したい学生にオススメの企業です。
おわりに
ここまで営業職の概要や営業職面接における注意点を解説してきました。
皆さんのお役に立つ内容はあったでしょうか。
これから寒い時期が続きます。
体調管理には気をつけて万全の状態で就活に取組めるようにしましょう。