度々話題に上がる「学歴」は就職活動にどこまで影響があるの?
度々話題に上がる「学歴」は就職活動にどこまで影響があるの?
就職活動の進み具合はいかがでしょうか?
自己分析、ES、説明会参加などなど人によってまちまちでしょう。
今回は就職活動を開始して疑問に思うことも多い「学歴」の影響について実際企業の採用担当はどの程度重要視しているのかベンチャー企業で新卒採用に関わっていたこともある私が解説していきます!
学歴を重要視している企業の特徴
早速ではありますが、一般的に学歴を重要視している企業はどんなところがあると思いますか?
学歴に関しては明確に公言している企業は少ないでしょう。
しかしながら学歴にはその人の努力が反映した成果としてとらえる採用担当が多いのは事実です。
そのため人材の質を判断する上で1つの基準になることは間違いないです。
「学歴が高い=優秀」とは一概には言えませんが、応募してきた学生が優秀かどうかの最初の判断基準にどうしても学歴が入ってしまうのは仕方ありません。
ではその学歴を特に意識しているであろう企業の特徴を見て行きましょう。
大手企業やメガバンクをはじめとする世間的な認知度が高い企業
就活生に人気の大手やメガバンクには何万人という学生が毎年応募するため、全員と面接をしていたのでは採用業務はとてもじゃないけど回りません。
倍率の高い企業は必然的に学歴等で見極めていかないと対応しきればい、ということです。
設立年数十年以上の企業
いわゆる老舗企業は学歴重視している印象が強いです。
役員をはじめとして「学歴を重んじる」傾向にある考えの方が多く、今は薄れてきた終身雇用の信頼性が高かった時代における象徴なのかも知れませんね。
学歴以外で大切なのは何か
学歴は採用活動での大きな基準となるお話をしてきましたが、学歴以外ではどんなところが大切なのか。
CheerCareer掲載企業の特色から見えたものをお伝えしていきます。
地頭の良さ
よく言われるワードに「地頭の良さ」があります。
地頭が良いとはどういう人を指すのか私なりの見解をあげていきますね。
大きく分類すると「本質を理解する力」、「仮説検証力」、「適応力」、「言語化能力」の4つになると個人的に解釈しています。
一つずつ見て行きましょう。
1)本質を理解する力
Aというお題に対してそのままAという解釈で業務を進める人が多いですが、
実際はSという大きなグループの中にAというタスクがあって自分に渡されているケースがほとんどです。
地頭のいい人はこのAをそのまま受け取らずSという目的を自然と導き出してなぜAが必要なのか?を理解した上でAというタスクに求められている役割の本質を見抜きます。
結果として成果を上げる人はこの能力がきわめて高いです。
知らないことや興味あるもの、その都度必要になる知識を適切な情報かどうかを整理しながら集める力も同時に求められます。
2)仮説検証力
整理した情報から仮説を立て実行→検証のサイクルを行える。
地頭のいい人はゴールから逆算してTODOに落とし込めます。
過去の経験から照らし合わせて障壁が合っても乗り越えられる設計が出来る人が多いです。
また、ゴールからしっかりと考えられる人は途中で何が起こっても常に最適解を導き出しそのゴールにたどり着く、という本来の目的を見失わずに実行していくことができます。
逆にそれが出来ていない人は一つのtodoをゴールと考えてしまいイレギュラーな事象が起こった時にテンパって対応できなくなってしまいます。
3)適応力
想定外なイレギュラー事象が起こっても冷静かつ臨機応変な対応が行えます。
仮説検証力でも述べたように常に逆算設計が可能な場合、ゴールにたどり着くための方法を最初から複数用意しており、その都度「いま何をすべきか」の判断がしやすい状態にしています。
また、環境への適応能力がとても高く所属する場所で「何を求められているのか」という役割を考え実行できる人が多いです。
4)言語化能力
いわゆるコミュニケーション能力とも言われているものです。
自分の考えていることを伝える際に分かりやすく説明することができます。
よく「抽象」と「具体」であらわされますが、自分の抽象的イメージを具体化させることが苦手な人が多いです。
しかし、地頭のいい人はこの抽象的イメージを伝える相手にあわせた上で具体化させることができ、どんなタイプの人に対してもコミュニケーションエラーが起こりにくいですね。
専門用語の解説も上手いです。
主体性
主体性とは、「自分の判断で行動でき、かつ責任の所在を自分に対しておいている」ことです。
新卒ではこれが出来る人が特に少ないですね。
当然会社には上司がいますから、その上司に言われたことをやっている。だから私には責任がありません。と主張する新人がいますがそれは違います。
あくまで指示系統は上司→あなたですが、ただそれをそのままやるだけなら誰にでもできます。仕事とは、それだけではなくその指示がなぜ生まれて何を達成したら良いのかを理解する必要がありますね。
主体性のある人は自分事としてとらえ、上司から指示されたことの1.2-1.5倍の成果で還元できます。
というように「地頭の良さ」と「主体性」この二つが備わっていれば学歴を飛び越えて優良企業へ就職することができます。
ベンチャー企業にはこの要素を採用活動で可視化するために独自のテストを設けていたり長期インターンを導入して一緒に働きながら探るところもあります。
しかしながら、「地頭の良さ」と「主体性」を持っている人が高学歴と呼ばれているグループに多いのもまた事実です。
そのため企業の学歴を見る、という要素は企業側からしたらわかりやすく判断できる指標なのでしょう。
学歴にとらわれていない企業の特徴
ここまで学歴を重視する企業について解説してきましたが、
次にどういう企業が学歴にとらわれていないかについて説明していきます。
実力主義のベンチャー企業
ベンチャー企業では上記でお話した地頭の良さを採用要件としていることが多いです。
さらに、採用の仕方も大手と比べると柔軟性を持って対応している企業も多く、大卒と高卒、専門学校卒等で募集を分けてスキル、ポテンシャルを考慮の上で学歴別に違う目的で採用しているケースもあります。
入社後も学歴で役職が決まることはほとんどないため、社員がみんな同じスタートラインに立って成果を上げていった順に昇格・昇給していくのも特徴です。
学歴コンプレックスを抱えているのであればベンチャー企業で成果を上げて実力で上がっていきましょう!
本記事の著者である私も学歴はないですが、ベンチャー企業のマネージャーとして活動できています。
CheerCareer掲載企業で学歴以外に注目している企業を知るには
CheerCareerではこれからの日本を盛り上げていくベンチャー企業が多数掲載されています。
「企業検索」、「仕事検索」がサイト上で行えるので学歴不問で検索をしてみてください。
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選りすぐりのベンチャー企業から自分に合うと思う企業があれば是非説明会へ参加してみましょう。
説明会の中ではどういう人材を求めているのか、どういうことをやっていくのか等各企業のカラーを知ることができます。
まずはエントリー企業を増やすことが大切です。
学歴にとらわれすぎるとそもそもの活動ができなくなってしますケースも見てきました。
説明会や面接の場数を増やすことで心にゆとりが出てきます。
採用担当へ直接入社したい想いを伝えましょう。
学歴だけではなくそういう想いが採用担当には一番伝わります。
エントリーしたい企業が見つかり就職活動を進める過程で
・書類選考
・面接対策
がとても大切になってきます。
自分一人では難しい場合、CheerCareerのアドバイザーがサポートしておりますので有効活用してくださいね。
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まとめ
本記事では学歴が就職活動にどのような影響を与えるのか?
という観点でお話してきました。
いかがでしょうか?
確かに採用担当の目線で見ると学歴というフィルターは大切な基準の一つには入るということが理解いただけたと思います。
しかし、学歴だけを重視している企業が多いわけではないこと、CheerCareer掲載企業の中には学歴以外のポテンシャルをしっかりと見極めてくれるベンチャー企業がたくさんあります。
「自身で判断が難しい」、「ポテンシャルを伝える力が足りない」、「地頭の鍛え方がわからない」、「履歴書の作り方が不安」という場合はCheerCareer専属のアドバイザーが親身に対応させていただきます!
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アドバイザーが直接繋がりを持っている採用担当もいるので就職活動突破の糸口になるかも、、、?
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