ベンチャー企業向け採用イベントの選び方|定員割れしない合同説明会で“採用につなげる”方法

採用手法

ベンチャー企業向け採用イベントの選び方|定員割れしない合同説明会で“採用につなげる”方法

「採用イベントに出展したのに学生が集まらない」

「合同説明会に参加しても、選考につながらない」

「大手企業に学生の関心を持っていかれて終わる…」

結論、ベンチャー企業の採用イベントは“規模”ではなく“設計思想”で成果が決まります。

特に重要なのは、どんな学生が、どんな覚悟で参加しているか

そしてその場が“誰のためのイベントなのか”が明確であるかです。

この記事では、

  • ベンチャー企業の採用イベントが失敗しやすい理由
  • 定員割れしない採用イベントに共通する設計思想
  • 実際に成果を出し続けている採用イベントの具体事例

を、チアキャリアの採用ノウハウをもとに解説します。


なぜベンチャー企業の採用イベントは失敗しやすいのか?

まずは、ベンチャー企業が採用イベントで成果を出せない典型パターンから整理します。

学生数が多ければ成功すると勘違いしている

多くの合同説明会では、

  • 数百名規模の学生動員
  • 数十社以上の企業が参加

といった形式が一般的です。

しかし実際には、

  • 学生一人ひとりと向き合う時間がない
  • 情報収集目的の学生が多い
  • 企業理解が浅いまま終わる

という状態になりやすく、

「参加はしたが、採用にはつながらない」という結果になりがちです。


大手企業と同じ土俵で戦ってしまう

大規模イベントでは、

  • 知名度の高い大手企業
  • CMやナビでよく見る企業

に学生の関心が集まります。

その結果、

  • ベンチャー企業の魅力が伝わる前に比較で負ける
  • 「安定そう」「名前を知っている」だけで選ばれる
  • 本来マッチするはずの学生と出会えない

という構造が生まれます。

そもそもベンチャー企業の採用は、大手と同じ土俵で戦うべきではありません。


イベント後の導線が弱く、熱量が冷める

多くの採用イベントでは、

  1. イベント終了
  2. 後日メールで日程調整
  3. 返信が遅れ、学生の熱量が下がる

という流れになりがちです。

結果として、

  • 他社に先に口説かれる
  • 「なんとなく良かった」で終わる
  • 選考辞退が増える

という事態が起こります。


定員割れしない採用イベントの条件とは?

成果を出している採用イベントには、明確な共通点があります。

少人数制で「相互理解」を前提にしている

成果が出ているイベントの多くは、

  • 学生15〜30名程度
  • 企業4〜6社程度

といった少人数制です。

これは単なる運営都合ではなく、

  • 学生一人ひとりを見極めるため
  • 企業側も本気で向き合うため
  • 表面的な説明会にしないため

という意図的な設計です。


学生が「誰でも参加できない」仕組みになっている

重要なのは学生数ではなく学生の質です。

成果が出るイベントでは、

  • ベンチャー志向の学生に限定
  • 運営との事前面談を実施
  • 参加ハードルをあえて高く設定

しています。

その結果、

  • 「なんとなく参加」の学生がいない
  • 自分のキャリアを真剣に考えている
  • 企業と向き合う覚悟がある

学生のみが集まります。


企業側にも「本気度」を求めている

成果が出るイベントは、

企業側にとっても“楽な場”ではありません。

  • 企業ごとに企画を設計
  • プレゼン・ワーク・フィードバックを実施
  • その場で学生と本気で向き合う

こうした参加ハードルの高さがあるからこそ、

  • 学生の本気度が上がる
  • 表面的なマッチングが起きにくい
  • 採用につながる確率が高まる

のです。


【成功事例】招待制・少人数で成果を出し続ける採用イベント「チアフェス」

ここで、実際に成果を出し続けている採用イベントとして

チアキャリアが運営する「チアフェス」をご紹介します。

チアフェスとは?

チアフェスは、

ベンチャー志向学生×ベンチャー企業に特化した招待制・少人数制の採用イベントです。

一般的な合同説明会とは異なり、

  • 学生:チアキャリア登録者の中から、面談済み学生のみ招待
  • 企業:ベンチャー・成長企業のみ参加
  • 内容:説明ではなく「相互理解・実践・対話」

を前提に設計されています。


イベント概要

種類 学生数 企業数 所要時間
小規模版 15名 3〜4社 約3時間
大規模版 30名 5〜6社 約4.5時間

実績データ

  • 27卒イベント:企業満足度100%を継続
  • 定員割れ:一度もなし
  • 2025年11月開催:定員30名に対し49名参加
  • 小規模・大規模いずれも高評価

これは単なる人気イベントではなく、

設計思想が評価され続けている結果です。


なぜチアフェスは定員割れしないのか?

ベンチャー志向学生の中から「面談済み学生のみ」招待

チアフェスに参加する学生は、

  • チアキャリア登録者
  • ベンチャー志向が明確
  • 運営と事前に面談済み

という条件を満たしています。

そのため、

  • 大手志向の学生がいない
  • 「ネームバリュー比較」が起きない
  • ベンチャー企業の価値が正しく伝わる

環境が成立しています。


学生側の参加ハードルが高く、本気度が違う

チアフェスは、

  • ワーク
  • プレゼン
  • フィードバック

など、学生にとっても決して楽なイベントではありません。

それでも参加している学生は、

視野が広がった

本気で向き合ってもらえた

就活が前進した実感がある

と感じています。

参加ハードルの高さ=学生の質の高さにつながっています。


企業ごとに企画を設計し「採用につなげる前提」で運営

チアフェスでは、

  • 企業ごとに企画設計
  • 勝ちパターンの共有
  • イベント後の振り返り・改善

まで含めて運営が伴走します。

その結果、

  • その場で次回選考に進む
  • 学生の志望度が上がる
  • 採用につながる確率が高い

イベントになります。


採用イベント選定のチェックリスト

  1. 学生は招待制か
  2. ベンチャー志向学生に限定されているか
  3. 企業側にも本気度を求めているか
  4. 大手との比較が起きない設計か
  5. 選考につなげる導線があるか

これらを満たすイベントは、

採用成果につながる可能性が高いと言えます。


採用イベントをご検討中の企業様へ

  • 大手に学生を取られて終わる採用に限界を感じている
  • 本気でベンチャーを志望する学生と出会いたい
  • 採用イベントを「母集団形成」で終わらせたくない

そんな課題をお持ちでしたら、

チアキャリアが運営する採用イベント「チアフェス」をご検討ください。

👉 チアフェスの詳細を見る・お問い合わせはこちら

この記事を書いた人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

平塚のTwitter平塚のYoutube

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