【ビジネス】リカーリングとサブスクって何??

2020.05.01

【ビジネス】リカーリングとサブスクって何??

皆さんこんにちは!
イマジナ新卒社員の佐藤です。

今回は、最近話題のビジネスモデルについて、この場を借りてお話しようと思います!
リカーリングやサブスクって聞いたことありますか?

▷リカーリングとは、継続収益のことで、企業がユーザーと持続的な関係性を結んで、収益獲得に繋げるビジネスモデルを指します。
▷サブスクは"subscription"つまり定期購入のことです。

例えばNETFLIXやAmazon Primeのような定額制の動画配信サービス。これはリカーリングの中でも「デジタル系」と言われるものです。
NETFLIXは世界中でユーザーの数が1億5千万人を超えました。デジタル系はコストもかからないので、ユーザーが増えるほど収益が膨らみます。動画が見放題なので、ヘビーユーザーにとっては、いちいちDVDを借りるより断然安上がり。つまり、これは企業にとってもユーザーにとっても良いビジネスモデルといえますね。

リカーリングには他にも「モノ系」と言われるものが存在します。
こちらはブランドバッグや高額家電を月額払いで、借りられるというもの。
流行がうつろいやすいファッションやバッグ、そしてすぐにより良いものが発売される家電、これらをいちいち購入するのはコスパが悪いと考えるユーザーにとって、モノ系は非常に嬉しいサービスなのです。
しかし、モノ系は企業のコスト負担が大きい。古くなったものは修理したり、買い替えなければなりません。これを補填して余りある収益は、定額制では賄うのが厳しいという問題があります。

今までの売り切り型のビジネスは、「顧客による購入」をゴールに定めていました。
しかしリカーリングビジネスのゴールは、「ユーザーとのつながり」です。
つまり、購入では終わらないサイクルなのです。ひとりひとりのユーザーと強いつながりを持ち続けるビジネス、それがリカーリングです。

これって、実はブランディングにも通ずる話だったりします。
リカーリングは、ユーザーへの寄り添いが重要なポイント。
定額制にすれば何でも儲かると思ったら大間違いで、サービスが悪かったりユーザーのニーズとズレていたら、すぐに解約され、赤字になってしまいます。
ユーザーのニーズを分析し、寄り添ったサービスにしなければサブスクは収益を生みません。

成功しているブランドは、ユーザーとのつながりを勝ち得たもの。真摯な寄り添いの結果なのです。
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