面接で聞かれること8選!質問意図と回答例を徹底解説
就職活動において最大の難関である面接。書類選考、筆記試験などを経て、最後に立ちはだかってくる面接が苦手という人は多いのではないのではないでしょうか。
筆者も数々の面接を受けてきましたが、心臓が飛び出るくらい緊張するし、たくさん失敗もしました。
受ける企業によって内容が変わる面接は、対策も難しく緊張しますよね。
とはいえ絶対に対策できないわけではなく、面接で聞かれることは大体決まっています。
この記事では、面接でよく聞かれる質問8選と回答例を紹介していきます。
臨機応変な返答も必要ですが、まずは面接でよく聞かれる質問とその質問意図と対策を知ってから自信を持って面接に挑みましょう。
面接では何を見られているのか?
そもそも、「面接は何のためにあるのか」という根本的な理由を知っていますか?
面接で質問される事には必ず意味があります。
どんな事を探られているのか、面接で見られていることは大きく分けて3つあります。
- 一緒に働きたいかどうか
- 性格
- 会社に対する熱意
上記のポイントについて詳しく解説していきます。
一緒に働きたいかどうか
面接で見られていることの1つ目は、一緒に働きたいかどうかです。
どんな会社も、様々な人が集まっている“集団”です。集団社会では、働く人同士の相性が良いかがとても重要になります。
質問に対する返答も大事ですが、纏っている雰囲気や所作、言葉遣いなども見られています。
そして一緒に働きたいと思う1番のポイントは、その人の「仕事に対する考え方」です。
会社の方針に合う考え方をしているか、今いる社員と一緒に働くうえで問題はなさそうか、そういったところが注視されます。
例えば、事前に会社のホームページなどで理念を理解し、求められている人物像を把握しておきましょう。会社と自分のイメージを擦り合わせておくといいです。
また会社側が審査するように、自身も会社選びを慎重に行いましょう。会社の求める人物像に合わせすぎて、自分とマッチしない企業に就職したとしても、働くうえで困るのは自分です。
会社がどんな人物像を求めているのかを把握し、自分の思いに合っている会社かを確認してから受けると、面接もスムーズに進みやすいでしょう。
会社に対する質問でない時も、「一緒に働きたいかどうか」を見られていると意識して回答するようにしてみてください。
性格
1つ目に挙げた一緒に働きたいかどうかと重なる部分もありますが、面接では性格も見られています。
会社に入ってもらう上で、あまりに会社の雰囲気と合わない性格の人だとコミュニケーションの部分で不安要素が大きいです。
会社によって雰囲気が違うので性格の対策は難しいですが、押さえておきたいポイントはあります。
面接官も人です。人として魅力的な性格だと、惹かれやすいです。
明るい人と暗い人が居たら、当然明るい人が魅力的に思えますよね。「この人いいな」と思われる人は、共通点があります。
例えば、「積極性がある」「丁寧」「人懐っこい」などは好感を持たれやすいです。
常に積極的に質問したり、丁寧な言葉遣いを意識したり、自然な笑顔で目を見て話したりすると、性格が伝わりやすく好印象です。
性格を見られている事を意識して、面接に挑みましょう。
会社に対する熱意
面接において1番見られているのは会社に対する熱意です。
これから一緒に会社を運営していくメンバーを募っているので、面接をしながら会社に対してどれだけ熱い心を持っているかを測っています。
対策としては、事前に会社の理念や行動指針をしっかり把握し、入社した自分がどんな働きをしていきたいのかを明確にしておくことです。
例えば、「営業で売上トップを取る」「実績を積んでいち早く出世し、会社に貢献したい」など具体的な目標を話すと、熱意が伝わりやすいです。
のちに紹介する志望動機やキャリアプランの質問にも響いてきますので、会社に対しての自身の想いはしっかりと固めておきましょう。
このように、何を見られているか意識できているかどうかだけでも、面接に挑む姿勢がかなり変わってきます。
自分が会社にどう見られたいのか、考えをまとめて面接に行くと緊張も少しは和らぐので、しっかりと準備してから臨みましょう。
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面接でよく聞かれる質問8選!質問意図と回答例を紹介
さて、これまでは面接で何を見られているのかについてざっくりお話ししてきましたが、「わかっていても実際やってみるとうまくいかないし…」と思っている人も少なくないでしょう。
ここからは、実際の質問を取り上げながら具体的な面接のお手本を紹介していきます。
どんな意図で聞かれているのか、どう回答するのが正解なのか、具体例を入れながら解説していきますので、是非参考にしてみてくださいね。
面接で良く聞かれる質問リスト
- 自己PR
- 志望動機
- 長所・短所
- 学生時代の活動
- 失敗談・成功談
- キャリアプラン
- 時事問題
- 会社への関心
自己PR
面接の始めはほとんどの場合、自己紹介を求められます。
「自己紹介をお願いします」と言われた場合は、学歴やこれまでの取り組み、意気込みを簡単に言うだけで大丈夫ですが、「自己PR」と言われた場合はもう少し掘り下げて話しましょう。
自己PRの質問意図は以下の3つです。
自己PRの質問意図
- これまでの経歴
- どんな強みを持っている人物か
- 会社が求める人材に相応しいか
回答の際には、これらの項目に対して自身のアピールを入れていく必要があります。
受ける会社によって求める人物像が違うので、会社に合わせて言い方を工夫するとより好印象です。
【回答の例】〜IT業界の会社〜
私の強みは根気強く努力出来るところです。幼少期からピアノ、書道、絵画などたくさんの習い事をしていましたが、どの習い事も真剣に取り組み技術を磨きました。
特にピアノは物心ついた時から習っており、コンクールでの入賞を目指して10年以上努力してきました。
ピアノのコンクールは入賞の枠が少なく中々結果が出ませんでしたが、努力し続けた末、昨年ついにコンクールで賞をいただくことが出来ました。
私は、目標に対して努力を惜しまず高みを目指す根気強さがあります。
常に進化し続けるIT業界でも、情報のアンテナを張り巡らせながら根気強くがんばっていきたいと思っています。
例のように、
自身の強み→理由(具体例を混ぜながら)→会社での活かし方
の順で述べていくと、面接官へ自身をアピールできる回答になります。
志望動機
志望動機はどの企業でも必ず聞かれる質問です。
履歴書やエントリーシートの段階で志望動機は記入していると思いますが、面接ではより深い内容を求められています。
面接の志望動機で問われる意図は明確で、以下の3つです。
志望動機の質問意図
- 会社の志望度の高さ
- 仕事への姿勢が会社とマッチしているか
- 入社後、長く働いてくれるかどうか
回答する際これらの項目をクリアするには、一緒に働くイメージを持てるかが鍵となります。仕事への熱意が相手に伝わるように話しましょう。
【回答の例】〜商品開発職〜
私は御社の「遊びの中に本気がある。仕事を楽しめ!」という行動指針に共感し、商品開発職を志望しています。
私は学生時代、芸術大学でモノづくりを学んできました。その中で、一部の人から「芸術を学ぶなんて遊んでいるだけじゃないか」と厳しい言葉をかけられることが度々ありました。
しかし、芸術というものは人にとって身近な存在で、誰しもが子どもの頃から芸術と触れ合っています。遊びの中に学びがあり、芸術があり、感性が磨かれていくのです。
私は大人になってからも遊びは必要だと考えており、遊びから想像を膨らませてモノづくりを追求してきました。
そんな中で、御社の「遊びの中に本気がある。」という言葉に感銘を受けました。
入社後は、芸術大学で学んだ自由な発想を活かして、人々の心に響く商品を考案し「仕事を楽しむ」開発者になりたいと考えています。
例のように、
志望理由→根拠となるエピソード→入社後の目標
の順で述べていくと、面接官に一緒に働くイメージを持ってもらえる回答になります。
長所・短所
長所・短所の質問も、面接を受けると高確率で聞かれます。
長所はまだしも、短所を聞かれるというのは非常に答えにくいものです。
しかし長所・短所を聞かれるのは、意地悪でも粗探しをしているのでもなく、次のような項目を見られています。
長所・短所の質問意図
- その人の人となりを確認
- 会社のメンバーとの相性
- 会社に合った人物かどうか
回答する際は、長所・短所のエピソードからそれを仕事にどう活かしていくかという話に繋げていくとスムーズに答えられます。
【回答の例】〜長所を聞かれた場合〜
私の長所は、向上心が高いところです。
学生時代は部活に明け暮れていましたが、初心者から始めたバレーもひたすら練習を続け上を目指した結果、最後は部長を務めるまでになりました。
持ち前の向上心で、入社後は常に上を目指し、いち早く成績トップに上り詰めたいと思っております。
長所を聞かれた場合は、例のように
長所→根拠となるエピソード→入社後の目標
の順で述べることで、長所から仕事の姿勢のアピールに繋げましょう。
【回答の例】〜短所を聞かれた場合〜
私の短所は頑固なところです。
自分のやり方にこだわりがあり、何事にも真剣に取り組むあまり、自分のやり方と合わない仲間と衝突してしまうことがありました。
学生時代の部活でも、部長として度々周りと衝突していました。
そんな時、周りの友人や先生方に相談して、こだわりを持つのはいいことだがそれを理由に周りの意見を聞かないのはダメだと諭してもらい、悩みを乗り越えることが出来ました。
それからは、こだわりも大切にしつつ、周りの意見もしっかり聞き入れ協力するよう心がけています。
短所を聞かれた場合は、例のように
短所→短所を乗り越えたエピソード→改善策
の順で述べて、一見不利な自身の欠点を今後の成長に繋げて、求められる人物像のアピールに変えていきましょう。
学生時代の活動
学生時代の活動についての質問は、「学生時代に頑張ってきたことは何ですか?」「学生時代に打ち込んだことはありますか?」などといった形で「何をしてどんな成果をあげてきたのか」を答えるものになります。
このような質問は、あまり目立った活動をしてこなかった人は答えづらいですよね。
しかし、目立った活動実績が無く悩む人でも大丈夫です。面接官はただ「何をしていたか」を知りたいのではなく、次の3つの項目を見ています。
学生時代の活動の質問意図
- これまでの行動傾向や人柄を知る
- 話を魅力的に伝える力があるか
- スキルや有望性をはかる
なんでもないような話でも、魅力的に伝わるような話し方をしたり、アピールするポイントを工夫したりすれば好印象の回答になります。
【回答の例】
私が学生時代に頑張ったことは、在学中の4年間続けていた飲食店のアルバイトです。
社会勉強の一環として始めたアルバイトでしたが、たくさんの人と関わる環境でコミュニケーション能力を身につけてきました。
社員の方の仕事を近くで見て学んだり目上の方と関わったりすることで、気配りや社会人としての振る舞いを学ぶことが出来ました。
御社でも、周囲の人間と円滑にコミュニケーションを図り、協力して仕事に取り組みたいと考えています。
例のように
何をしてきたか→身につけたスキルや仕事→活動による学び→入社後の行動
の順で述べることで、簡潔にかつ魅力的に活動の全貌を伝えることができます。
注意点としては、あまり長くならず簡潔に話すことと、取り組みに自信がある場合でも自慢のような口調にならないようにすることです。
失敗談・成功談
失敗談・成功談の質問はよく聞かれますが、長所・短所の質問に続いて聞かれたら困る質問でしょう。
自身の失敗を話すのは勇気がいるし、成功談と言われても成功体験がそもそも少ない人は何を話そうか困りますよね。
それぞれ質問意図が違うので、まずは失敗談の場合から紹介します。失敗談で問われるのは以下の3つです。
失敗談の質問意図
- 問題解決能力はあるか
- 分析力はあるか
- 忍耐力はあるか
答えにくい質問ですが、言い方を工夫してアピールに繋げましょう。
【回答の例】〜失敗談を聞かれた場合〜
私の失敗経験は、アルバイト先でコミュニケーションが円滑に取れず仲間割れしてしまったことです。
飲食店のアルバイトを在学中の4年間ずっと続けていたので、私は学生として1番上の先輩になっていました。私は頑固な性格で先輩というプレッシャーもあり、後輩につい強く当たりすぎて仲間割れしてしまいました。
そこで初めて、自身の頑固な性格がグループでの活動に支障をきたしていることに気づきました。
それから、店長や同世代の仲間の力を借りて環境改善を図りました。後輩とも積極的にコミュニケーションを取り、みんなで楽しく働ける環境にすることが出来ました。
社会ではコミュニケーションが大切だということを学んだので、御社に入社してからも積極的に周りとコミュニケーションを取って円滑に仕事をしていきたいと思います。
例のように
失敗談→具体的なエピソード→改善策や学んだこと→入社後の働き方
の順に述べて、ネガティブ情報からポジティブな話に変えていきます。
次に、成功談で問われる項目ですが、以下の3つがあります。
成功談の質問意図
- 価値観
- 目標に対して努力できるか
- どんなプロセスを大切にするか
どういった価値観の元、どういう行動をするのかを見られていますので、具体的なエピソードを入れて「仕事に対する姿勢や考え方」をアピールしましょう。
【回答の例】〜成功談を聞かれた場合〜
私の成功体験は、大学時代に組んでいたバンドで単独の卒業ライブを開催したことです。
SNSでの告知やフライヤーの作成など自分達で宣伝を行い、最初で最後の単独ライブでライブハウスを満員にすることが出来ました。
趣味で始めたバンド活動でしたが、定期的に対バンライブを開き、学園祭でも毎年ライブの時間を頂くことで校内で知名度を上げてきました。
メンバーは卒業後それぞれ別の道に進むので、大学卒業と共に解散することが決まっていました。解散の話になった時にみんなで話し合い、バンド活動の思い出として最後は単独ライブをしたいという目標を掲げるようになりました。
半年かけて準備し実現したライブでしたが、結果たくさんの人が駆けつけてくれ、最高の景色をみんなで見ることができました。
メンバーと大きな目標を持ち、一丸となって準備から本番まで手掛けたことは、何よりも大きな経験になったと思います。
入社後も、目標に対してコツコツ努力を重ねメンバーと共にプロジェクトを成功させたいと思っています。
例のように
成功談→具体的なエピソード→成功のために何を努力したか→入社後の活躍
の順で述べて、実際に働くビジョンを想像してもらえるように話します。
キャリアプラン
まだ入社もしていない段階で、5年後、10年後の目標と言われてもイメージが湧かないかもしれません。しかし、自身の将来像をハッキリ見据えられているかどうかはとても重要です。
キャリアプランが明確でないまま行動すると、会社とのズレが生じたり、自分のやりたいことがわからなくなり、直ぐに退職してしまうなんてことになりかねません。
会社の面接でキャリアプランを聞かれる場合も、そういった将来像の確認をされています。
キャリアプランを問う質問で見られている項目は以下の3つです。
キャリアプランの質問意図
- 長く自社で働いてくれるか
- 自己理解をしているか
- 計画性があるか
具体的な目標を提示しながら、取り組んでいきたいことを話します。
ただ、嘘は良くないので将来像が固まっていない場合は見栄を張らずに正直に言うのも1つです。
伝え方を工夫すれば、曖昧な回答でも好印象を与えることができます。
【回答の例】〜具体的な目標が定まっていない場合〜
まだはっきりと将来像が固まっているわけではないのですが、20代のうちにスキルを磨いて地位を着実に上げて、いずれはマネージャーになりたいと考えています。
特にコミュニケーション能力には自信があるので、部下のサポートもしっかり出来て慕われるマネージャーになりたいです。
そのためには、積極的に仕事を担当し経験を積んでいくことで、自身のスキルを磨いていきたいと思っています。
例のように
目標→具体的なビジョン→目標に向けた行動計画
の順で述べることで、入社後の姿をイメージしてもらうようにしましょう。
時事問題
就職活動の面接では、時事問題もよく聞かれる項目になります。
時事問題は苦手意識がある就活生が多いと思います。しかし、時事問題は事前に対策をしていれば回答できる問題です。
時事問題で見られる項目は以下の3つです。
時事問題の質問意図
- 情報収集力があるか
- 説明力があるか
- 世の中への関心度はどれくらいか
会社で働いていると、政治や経済の変化に対応しながら仕事を進めていく必要があります。
時事問題についてどう理解しているのか、自分の意見と会社への影響を話せるとよいです。
【回答の例】〜最近の気になるニュースを聞かれた場合〜
私が最近気になるニュースは、円安についてのニュースです。
一人暮らしをしているので、スーパーや飲食店での値上がりが気になったことがきっかけで、経済に関心を持つようになりました。
日本は多くの原料が輸入で成り立っているため、今後円安が進行すればどんどん物価が上がり生活が厳しくなるのではと思っています。
円安を打開するには、観光分野に力を入れて海外人観光客を呼び込むことでインバウンド消費に力を入れていく必要があると考えています。
例のように
時事問題→理由→時事問題に対する考え
の順で述べることで、日々どんなことに関心を持って考えているのかをアピールしましょう。
また、志望する業界に関連する話題を選ぶと、より志望度の高さが伝わって好印象です。業界研究をする際には、その業界に関連する時事問題まで把握し、面接で聞かれても答えられるように準備しておきましょう。
会社への関心
面接では、会社への関心がどれくらいあるかを知るために、「当社に興味を持った理由やきっかけ」を聞かれることがあります。
志望動機に似ているように思えますが、それよりも深い部分を問われています。
会社への関心を問われる質問の意図は以下の3つです。
会社への関心の質問意図
- 会社への熱意をはかる
- 会社に対する理解度をはかる
- イメージのギャップがないかの確認
志望動機では一緒に働くイメージを持ってもらえるように話をするのに対し、会社への関心を問う質問では「現実的な視点を持って志望しているか」「会社に対して正しい認識をしているか」を見られています。そのため、会社の仕事について掘り下げて回答するといいです。
【回答の例】〜会社に興味を持った理由を聞かれた場合〜
私が御社に興味を持った理由は、お店で御社の商品を見かけた時です。
今まで何気なく使っていた文具でしたが、御社の商品の広告を見て驚きました。
御社の〇〇の商品は広告で商品の様々な機能について紹介されていて、それを見た時に初めて、ペンひとつ取ってもたくさんのアイデアが詰め込まれた特別なものなんだということを知りました。
そこから、文具の虜になりました。たくさんの商品をチェックしましたが、きっかけとなった御社を志望するようになりました。他の商品にも詳しい私だからこそ、御社の他とは違う魅力をたくさんの人に伝えられると思います。
例のように
理由やきっかけ→具体的なエピソード→会社のいいところ→入社後の行動
の順に述べることで、会社に対する熱意をアピールしましょう。
まとめ
この記事では、就職活動における面接対策について質問意図とそれに対応する回答例を紹介しながら解説してきました。
何を聞かれるかわからない面接、緊張するし不安な気持ちはとてもよくわかります。
しかし、今回の記事で紹介したように面接で聞かれることは大体決まっていて、質問意図を知れば対策が可能です。
面接でよく聞かれる質問リストと質問意図
質問 | 質問意図 |
---|---|
自己PR | ・これまでの経歴 ・どんな強みを持っている人物か ・会社が求める人材に相応しいか |
志望動機 | ・会社の志望度の高さ ・仕事への姿勢が会社とマッチしているか ・入社後、長く働いてくれるかどうか |
長所・短所 | ・その人の人となりを確認 ・会社のメンバーとの相性 ・会社に合った人物かどうか |
学生時代の活動 | ・これまでの行動傾向や人柄を知る ・話を魅力的に伝える力があるか ・スキルや有望性をはかる |
失敗談 | ・問題解決能力はあるか ・分析力はあるか ・忍耐力はあるか |
成功談 | ・価値観 ・目標に対して努力できるか ・どんなプロセスを大切にするか |
キャリアプラン | ・長く自社で働いてくれるか ・自己理解をしているか ・計画性があるか |
時事問題 | ・情報収集力があるか ・説明力があるか ・世の中への関心度はどれくらいか |
会社への関心 | ・会社への熱意をはかる ・会社に対する理解度をはかる ・イメージのギャップがないかの確認 |
この記事で紹介したよく聞かれる8個の質問に対しては、自分なりの回答をしっかりと準備して、面接に臨みましょう。
あなたの面接に対する不安が少しでも軽くなれば嬉しいです。