介護業界って実際どうなの?トレンドは「介護」×「○○」?
介護業界は不人気?
介護業界は、どうしても
不潔な環境、身体的・精神的にもキツい、
給与が低い、雇用面の待遇が良くないなどマイナスイメージが強いですよね。
それが原因で、人材が集まりにくい、離職が多い不人気業界と言われています。
ただそのマイナスイメージは介護業界全体というよりかは
介護士というイメージが強いと思います。
「介護」自体のイメージが、
「介護施設に預けて生活介助をしてもらう」という
イメージが強いこともあるでしょう。
実際に介護業界で働く人の話
実は私の家族も介護施設に勤めています。
実際に介護業界で働く人の話を聞いてみました。
介護福祉士
母が「介護福祉士」として施設に勤めており、
生活全般の介助のほか、体を動かしたり声を出したり、
健康に関するレクリエーションもします。
認知症が進んでいる方への対応は人によっては難しく、
きつく当たられたりすることもあるようですが、
心を開いてもらうため、またご利用者様に
余生を心残りなく過ごしてもらうために
日々試行錯誤しながら仕事に取り組んでいるとのことです。
栄養士
また姉が「栄養士」として介護施設で働いており、
施設のご利用者様の食事を作っています。
喉に詰まらせないように、また入れ歯がなくても食べられるように
材料の切り方に気を使ったり、
ずっと施設の中にいるご利用者様に季節の行事や四季を感じてもらうため、
月に1回、行事に因んだ特別メニューを企画・提供したりしています。
ただ食事を作っているのではなく、食事・栄養の面から
高齢者の方の生活を潤す仕事ということでやりがいを感じているようです。
「介護」×「○○」?介護ベンチャーの事業紹介
実際に働く人の声にもありましたが、
** 介護業界ではたらく=生活全般の介助 だけではありません**。
医療や福祉、制度が発展し、さらに高齢社会が進むことが予想されますので
介護業界自体もさらに発展していくことになるでしょう。
ここからは、介護ベンチャーの幅広い事業をいくつかご紹介します。
1:メディケアー【CheerCareer掲載企業!】
→ http://www.mc-tehart.com/
福祉用具のレンタル販売や住宅改修、コンサルを行なう企業です。
施設で働くというよりは、介護をする上で必要なものを提供したり
自宅で安心して過ごせるような環境づくりのサポートをしています。
福祉用具貸与(レンタル)と販売、自宅のバリアフリー化の改修事業と
直接生活の介助をする仕事ではなく
介護をする上で、福祉用具のサービスを利用してもらい
できなかったことをできるようにする、
また介護のサポートをする家族の負担を減らすなど
福祉用具で課題を解決しよう、という企業になります。
★ CheerCareerからエントリーできます!
ぜひ企業情報をチェックしてみてくださいね。
→ https://cheercareer.jp/company/index/1666
2:いきいきらいふ【CheerCareer掲載企業!】
→ https://ikiikilife.co.jp/
【シニア × 〇〇】という事業展開をしている「総合プロデュース会社」であるこの企業。
通所・在宅介護サービス事業の他に、
マーケティング・コンサルティング・メディア戦略・流通事業など
幅広く事業をおこなっています。
いきいきらいふSPA事業・Rhythm & Resort事業では
それぞれ「入浴特化型」「中重度対応(要介護の必要性が高い方向け)」の
3時間デイサービスを行なっています。
どちらとも介護を感じさせないような外観となっており
機能訓練やトレーニングを受けてもらい、
リゾートのような空間で自立を支援しています。。
その他にもデイサービスで食料品や衣料品を販売する事業も行なっていたりと、
自宅での生活のサポートや意欲向上も目指しています。
★ CheerCareerからエントリーできます!
ぜひ企業情報をチェックしてみてくださいね。
→ https://cheercareer.jp/company/index/3738
3:ポポ・ケセラセラ株式会社【介護 × 運動】
“ポジティブな介護を、ここから”。のコンセプトのもと、
家族みんなで通える運動スタジオを運営している会社です。
「家族みんなで通える」というのは
- 3時間の介護保険デイサービス
- 介護予防のプロから学べる60分の運動教室
- 仕事帰りに通える1コインフィットネス の3つを、時間別に展開しています。 スタジオはドイツのカフェをテーマにしており非常にオシャレです。
またショッピングセンターの中にスタジオを設置しているため
介護を受ける方、その家族みんなで通える
身近なスタジオとなっています。
サービスの詳しい内容はこちらよりご確認ください
→ https://studio.popo-q.co.jp/
4:カムリエ【介護 × 食】
→ http://kamulier-gc.jp/
歯科医療総合メーカーの株式会社ジーシーがプロデュースしている、
「いつまでも健康においしさを楽しめる生活を提案する」スイーツショップです。
第一線で活躍するパティシエや歯科衛生士、管理栄養士が協力して
噛むカ・飲みこむ力のレベルごとに5段階の基準を作成し
飲み込みやすく、やわらかい食事の開発や料理教室を開催しています。
介護食に特化というよりかは、
十分に発達していない乳幼児から口の機能が低下した方まで
全世代に食を通してクオリティオブライフの向上を目指しています。
店内では介護食対応のケーキの販売をしており、
また通販でも販売しているとのことで、
コロナ禍でなかなかお店に行けない方も注文できるようになっています。
5:株式会社カイゴメディア【介護 × メディア】
→ https://kaigomedia.co.jp/
【介護 × MEDIA】という事業で、
介護に関するメディアや動画配信をしている企業になります。
介護従事者向けのYouTubeチャンネル「ケアきょう」では、
- 介助術の解説
- 介護職向けのためになる動画
- レクリエーションで使えるネタ などを動画で紹介しています。
さらにコロナ禍で介護施設も面会等が禁止されている中で
「入所・利用を検討している」「転職のために施設見学をしたい」
という方々の施設訪問も併せてNGになってしまっているとのこと。
そのような方々に向けて、自宅にいながらも
施設の魅力やこだわりをを知ってもらう動画を作成する
「おうちで内覧」「おうちで見学」も行なっています。
動画事業で、介護業界を盛り上げ、サポートしている企業です。
介護業界まとめ
介護業界で働く人の声と、介護ベンチャーの事業を紹介してみました。
この5社を見ていただくと分かると思いますが、
皆さんがイメージするマイナスな点は見当たらなかったのではないでしょうか。
記事をまとめてみて、今後の「介護業界」は
施設に預けて、生活の介助をしてもらうだけでなく
一緒に暮らすサポートや高齢者の生活を豊かにするお手伝い
をしてもらう方向に進んで行くのかなと感じました。
高齢社会のため、介護を受ける人はさらに増えていくことが予想されます。
このような新しい取り組みが広まり、
介護施設入所者も、生活の質が上がり
介護業界で働く人も、より働きやすい環境になっていくことを願っています。
介護業界について動画でもまとめています。
就活をしている人は、
「介護=キツい」というマイナスイメージだけではなく
今後より新しい事業に取り組みやすい業界だということも
認識しておくと良いでしょう。