就活メイクでアイプチ・涙袋はOKなのか?画像を用いながら徹底解説

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就活メイクでアイプチ・涙袋はOKなのか?画像を用いながら徹底解説

就職活動の面接では、自身の能力や経験をアピールするだけでなく、身だしなみも重要な要素となります。

特にメイクアップは、応募者の印象を大きく左右する一方で、「どこまで許容されるのか」という不安を抱える学生も少なくないでしょう。

中でも、アイプチや涙袋メイクといった、個性を表現するメイクアップについては、「就職活動の場において適切なのか」という疑問を抱く方も多いと思います。

本記事では、このような就職活動メイクに関する具体的な疑問に対し、面接担当者の視点も交えながら、その許容範囲と効果的な取り入れ方を詳しく解説していきます。

自信を持って面接に臨むための情報が満載ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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1:一般的な就活メイクとは?

就職活動の面接に臨む際、メイクは多くの学生にとって大きなストレスを伴う要素になる可能性があるといえます。

その主な理由は、一般的なメイクが個人のコンプレックスをカバーしたり、魅力を最大限に引き出したりする目的で使用されるのに対し、就職活動のメイクではその目的が異なり、むしろ自身の特徴を強調しづらい、コンプレックスを隠すことができにくい点にあると言えます。

しかし、この「就職活動におけるメイク」の意義を理解することは非常に重要です。就職活動において特に重要視されるメイクのポイントは以下の通りになります。

清潔感: 乱れた髪や眉は、だらしない印象を与えかねません。

健康的な顔色の表現: 目の下のクマや顔色の悪さは、ストレス耐性の欠如といったネガティブな印象に繋がる可能性があります。

眉による印象操作: 整えられた眉は、仕事への意欲や能力の高さを示す効果が期待できます。

これらの要素はすべて、「仕事に対する姿勢や意欲」に直結するものとして評価されます。具体的な就活メイクのやり方はチアキャリアの就活ノートに掲載しておりますので、ぜひ会員登録をして見てみてください。

就活メイク・ヘア

2:就職活動メイクにおけるアイプチや涙袋メイクの許容範囲

就職活動におけるメイクにおいて、アイプチや涙袋メイクは許容されるのかという疑問に対し、結論から言うと、「自然な仕上がりであれば問題ない」と判断できます。以下に、それぞれの詳細を解説します。

アイプチの使用について

自然な仕上がりであれば許容されますが、過度な使用には注意が必要です。

まず、一重の方が二重を形成するために使用するアイプチには、大きく分けて瞼を接着する【接着タイプ】と、瞼に膜を形成して二重を折り込ませる【皮膜タイプ(折り込み式)】の2種類があります。

さらに細分化すると、接着液体、折り込み液体、両面テープ、片面テープ、ファイバー式など多様な製品が存在します。

就活メイク


就職活動メイクとの相性が良いのは、一般的に皮膜タイプ(折り込み式)のアイプチです。接着タイプが全く適さないわけではありませんが、瞼のつっぱりが目立ちやすく、接着している感が出て不自然になりがちです。

通常、アイプチの上からラメ系のアイシャドウを濃く使用することで不自然さを緩和できますが、清潔感を重視する就職活動メイクにおいてはラメの使用は推奨されません。

したがって、普段接着部分の不自然さをラメでカバーしている方は注意が必要です。

【自然な二重形成のヒント】

皮膜タイプのアイプチは、瞼を折り込ませることで二重を形成するため、非常に自然な仕上がりが期待でき、就活メイクと相性が良いといえます。

ただし、瞼が重い一重の場合、皮膜タイプだけでは折り込みにくいことがあります。

その際は、クリアマスカラでまつげに軽微な重みを持たせることで、二重が形成されやすくなる可能性があります。普段つけまつげの重みで二重を形成している方にもお勧めできる手法です。

涙袋メイクについて

自然な立体感を追求した涙袋であれば許容されますが、過度に不自然なものは避けるべきです。

アイプチが「顔の土台作り」と表現できるのに対し、涙袋メイクはより直接的なアイメイクの要素が強いと認識されがちです。

就活メイクにおける涙袋の可否は、「涙袋の種類」に依存します。涙袋は目を大きく見せる効果がある一方で、やり方によっては疲れた印象や不健康な印象を与えかねません。

これは、清潔感と健康的な印象を重視する就職活動メイクの目的と相反するため、基本的には避けるのが無難とされています。

しかし、本物のような自然さを追求した涙袋メイクであれば問題ありません。ここでいう「本物らしくない涙袋」とは、いわゆる「ナメクジ」のように不自然に盛り上がった涙袋を指します。

このような涙袋は、可愛らしい印象を与える一方で、面接の場では不適切と判断される可能性があります。涙袋にアイシャドウのベースカラー(肌の色よりやや明るい程度の色)を薄くのせ、自然に見えるように影を細く描くことで、元々涙袋があったかのように見せる手法であれば許容されます。

もちろん、業界や職種によってはメイクアップに対する許容範囲が異なる場合もありますが、生まれつき二重の方や涙袋が豊かな方も存在するため、一概に「アイプチを使用しているから不採用」となることはありません。

【自然な涙袋メイクの推奨カラー】

涙袋の影を形成する際は、コーラル系アイパレットに含まれる赤みがかったブラウン(ラメを含まないマットな質感)をアイメイク用の平筆で細く引き、丁寧にぼかすことで、血色良く自然な涙袋を演出できます。

どうしても涙袋をメイクで表現したいと考える方に特にお勧めできる手法です。

3:面接官の視点について

面接官は、応募者のメイクの細部にまで過度に注目しているわけではないといえます。

もちろん、つけまつげが過度に主張されていたり、髪色が派手であったり、ラメが強く輝くようなメイクアップを施している学生が面接に現れた場合、「TPO(時と場所、場合に応じた適切な行動)を理解しているか」といった懸念を抱くことはあるでしょう。

重要なのは、全体として清潔感があり、健康的な印象(品格)を与えることであり、個々のメイクアップアイテムの有無ではありません。

過度に神経質になる必要はなく、自然体で面接に臨むことが最も重要であるといえるでしょう。

4:まとめ

ここまで、就活におけるメイクについて解説してきました。

注意すべき点をいくつか挙げましたが、自分をアピールする面接や就活イベントで縛られたメイクで自分の表現ができず、ブルーな気持ちで挑んでは絶対に本領発揮できません。

そのため、この記事で取り挙げたポイントを意識しつつも、自分流のメイクを大きく変えることなく、自信を持った最高のコンディションで就活に挑むようにしましょう。

また、27卒のリアルな就活メイク事情とか聞いてみたい、メイクの他にも就活の情報を知りたいという方には、チアキャリアで開催されるセミナーに参加したり、就活相談を受けてみるとよいでしょう。

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この記事を書いた人
リサリサ

高校、大学と美術科に進んだが、内定を勝ち取ったのはまさかの人材業界。
アイディアはデスクよりもシャワーを浴びる時に降ってくるタイプ。
父のことツイートしたら再現ドラマの題材にされたり、
バレンタインのお菓子にAR機能搭載したらまとめ記事にされたり、なにかと濃いエピソードが多い。

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