【現役デザイナー直伝!】クリエイティブ業界の就活事情!
クリエイティブ業界に興味のある就活生さんこんにちは
美術高校、造形大出身のデザイナー、リサリサです。
突然ですが、
クリエイティブ業界の人って紹介されると
「よくわかんないけどカッケーー!」って感じですよね。
今回はタイトルの通り、
クリエイティブ業界で就活するために必要なことを
この記事でお伝えできればと思います。
☟ちなみにこれの人です
普段の投稿とは系統異なりますが、
— チアキャリア〜働くにワクワクを、人生にもっと潤いを。 (@cheercareer) <a href="https://twitter.com/cheercareer/status/1562027711367098368?ref_src=twsrc%5Etfw">August 23, 2022
弊社デザイナーから「使うタイミングあれば使ってください」と貰った『的確な就活アドバイスをするじらじょ。』です。ご査収くださいませ…。#就活#24卒 #地雷女 #チアキャリア pic.twitter.com/d5wshYUv3v
クリエイティブ業界の職業図鑑!どんな仕事をするの?
クリエイティブ業界…
響こそかっこいいものの、実際クリエイティブ業界の職業って結構イメージがふわふわしていませんか?
「なんとなくだけど、デザイナーとか動画クリエイターが該当するのかな〜」
…みたいなイメージがありますよね。
まさに、デザイナーや動画クリエイターは、クリエイティブ業界の中で最も世間に馴染みのある職業でしょう。
そしてご察しの通り、クリエイティブ業界に属する職業はデザイナーと動画クリエイター以外にもたくさんあるわけです。
単にデザイナーといっても、その中には様々な種類があります。
例えば、広告デザイナーであったり、ファッションデザイナー、UI/UXデザイナーなど膨大に分岐しています。
このように、クリエイティブ業界の仕事内容をひとつにまとめることは不可能な話なのです。
クリエイティブ業界とは?
ではクリエイティブ業界とはなんぞやというと、
制作物に携わる職業を、業界としてひとくくりにした呼び方
だとリサリサは認識しております。
編集スキルや制作スキルを駆使した業務というとわかりやすいかもしれません。
ちなみに、制作会社の場合、ディレクターなども「クリエイティブ業界」に該当します。
このように、クリエイティブ業界の業務内容は多岐にわたります。
そこで今回は、かなりざっくりとしたクリエイティブ業界の職業図鑑で各職種の業務内容をみてみましょう!
クリエイティブ業界・職業図鑑
グラフィックデザイナー
パッケージデザインやポスター、広告デザインなどを手がけます。
クライアントのオーダーや目的から、最も最適なビジュアルに起こす仕事と捉えると良いでしょう。
クライアントへのヒアリングをデザイナーが担当する企業もあれば、アートディレクターが担当する企業もあります。
どちらにせよ、いかに忠実に依頼内容を再現できるかが決め手です。
DTPデザイナー/オペレーター
DTPとはDeskTop Publishing(デスクトップパブリッシング)の略です。
印刷物をPCで書籍やパンフレットのデザインを制作するのがDTPデザイナー、
DTPデザイナーやグラフィックデザイナーがデザインしたデータをプリンターで印刷するのがDTPオペレーターです。
細かく説明すると、そもそもPCなどでデザインする際、液晶画面はRGB(レッド・グリーン・ブルー)で表示されます。
(一昔前の液晶画面に目を近づけるとレッド・グリーン・ブルーで画面が構成されてるのがわかるアレがRGBです)
一方で印刷機はCMYK(シアン・マゼンダ・イエロー・ブラック)で色を表現します。
そのため、どうしてもグラフィックデザイナーのデザインをそのままに印刷することが難しいのです。
そこで、DTPデザイナーがRGBで表現したものを、いかに自然にCMYK変換できるかがDTPオペレーターの役目というわけです。
名前こそ別れてはいるものの、基本的にDTPデザイナーはDTPオペレーターも兼任する場合が多いです。
Webデザイナー
Webサイトを制作するのがWebデザイナーです。
Webサイトを制作するためにはHTML、CSS、JavaScriptなどを使用したコーディングを行うため、デザインセンスだけではなく、コーディングスキルも必須となってきます。
UI/UXデザイナー
比較的歴史の浅い職業ゆえ聞き馴染みがないかと思われますが、実は最も身近なデザインを担当しているのがUI/UXデザイナーです。
UI/UXとはUser Interface /User Experience(ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンス)の略です。
UIはスマホアプリやウェブサイトの使いやすさを追求するデザイナー、
UXは「アプリやサイトを使ってユーザーが得た経験」を提案するデザイナーです。
Webデザイナーと混同されがちですが、Webデザインがビジュアルとして魅せるデザイナーだとすると、UIデザイナーはビジュアルよりも使いやすさを意識して制作するのがお仕事です。
ゲームデザイナー(クリエイター)
その名の通り、ゲームを制作するのがゲームデザイナー(クリエイター)のお仕事です。
1つのゲームを作るのにはディレクターやキャラクターデザイン、サウンド、プログラミング、ストーリー構成などとにかく様々な業種が集まって完成します。
ここでいうゲームデザイナーはゲームを作る職業をひとくくりにした呼び方です。
ゆえにゲームデザイナーは専門知識がないと入社することは厳しく、専門学校などに通っている学生がゲームデザイナーを目指します。
クリエイティブ業界の就活事情!
クリエイティブ業界に向いているタイプ
どんな人がクリエイティブ業界に適しているかというと、
ズバリ空気の読める人です!!!
ここでいう空気の読める人というのは相手の目的、気持ちなどを汲み取ることのできる人のことを指します。
クリエイティブ業界はよく「自分の好きなことを表現できる、それがクリエイター!」みたいなイメージをされる人がいるかと思います。
それは「ファインアート」と呼ばれる自己表現であって、オーダーされて制作するデザイナーとは対局のところにあります。
例えば、自分は「クールなデザインには青を使いたい」という考えがあっても、クライアントに「赤っぽい感じでクールな感じに!」と言われたら赤を使わなければなりません。
ヒアリングを重ねて、もしかしたらそもそもこの商品にはクールなデザインよりも、温かみのあるオレンジの方が顧客の思い描くビジョンに近いとあれば、オレンジも提案する…
このように、クリエイティブ業界で働くデザイナーは基本的に相手ファーストであるのです。
もしクリエイティブ業界で就活中の方、あるいは就活を考えている学生さんがいたら、そこだけはきちんと理解しておきましょう!
現役デザイナーが語る!クリエイティブの就活術!
クリエイティブ業界で就活するために必要なこと…
それは「ポートフォリオ」の制作です!
ポートフォリオとは端的に言えば活動記録です。
美大芸大生が就活の際に用いることが多く、自分の制作してきた作品などの記録を写真や文章、イラスト、図形を使ってまとめた冊子のことです。
クリエイティブ業界で就活するためには、ポートフォリオは絶対に制作する必要があります。
ポートフォリオ制作には一般的に「Adobe Illustrator」や「Adobe indesign」を用います。
初心者さんには大学のプレゼンなどで使用したことのあるスライド制作ツールでの制作がおすすめです!
個人的には「Googleスライド」や「keynote」がおすすめです。
これをPDF保存すれば簡易的なポートフォリオの完成です!
ポートフォリオが完成したら、ぜひ企業に見てもらいたいですよね。
実はチアキャリアではポートフォリオをプロフィールにアップできることを知ってますか…?
チアキャリアは逆求人型の就活サイト。
そのため作成したポートフォリオを見た企業からスカウトが届きます。
完成したポートフォリオをチアキャリアのプロフィール欄にアップして、企業に見てもらいましょう!
☞プロフィール登録はこちら
☞まだ会員登録してない方はこちら
☞チアキャリアってなんぞやという方はこちら
ちなみに私は企業ごとにポートフォリオのページ差し替えやテキスト、レイアウト変更などしてA5サイズに印刷、製本して採用担当者に配ってました。
一歩間違えると落とされかねませんが私服面接、アイスブレイクを設けてある面接なんかだとさっと出してましたね…。
実はこの方法で大手IT企業の最終面接まで行きました。
(最終面接はオンライン面接で配れず…)
【豆知識】クリエイティブセンスを活かせる仕事はたくさんある
クリエイティブを職にする方法としては
- 制作会社
- 企業のデザイナー/イラストレーター/クリエイター
- 企業の通常職+スキルとしてのクリエイティブ
の大きく分けて3つが存在します。
この3つのうち、クリエイティブ業界に入るのは、上の【制作会社】のみとなります。
クリエイティブ業界に絞って就活するだけではなく、実は全く違う業界にいたとしてもクリエイティブを武器として業務に当たることは可能なのです。
例えばプレゼン資料のスライド制作…
テキストと写真を無造作に配置するスライドではなく、きちんと配色や配置にこだわったスライドだと一層目を引くプレゼンになりませんか?
デザイン職の社員がいなくてもデザイン経験がある人間が一人いるだけで、それは見違えるのです。
そう!例えクリエイティブ業界で就活しなくとも、結果的にクリエイティブの職に就くことは可能なのです。
クリエイティブ業界で就活するために必要なこと
この記事のまとめとしては
- クリエイティブ業界は業務内容が多岐にわたるため、クリエイティブ業界のどんな職業に つきたいのかイメージをつけて就活に挑むべし!
- クリエイティブ業界で就活する際はポートフォリオを作るべし!
- クリエイティブ業界に就活を絞らなくても、クリエイティブを職にすることはできる
ということです!
で!で、ですね!
最後にもう一度!
チアキャリアのプロフィール欄にポートフォリオをアップすると、例えクリエイティブ職の募集じゃなくても結構、人事さん見てくれます。
…ということで、皆さんもぜひ完成したポートフォリオはチアキャリアのプロフィールにアップしましょう!
さらにチアキャリアに会員登録をすると、私リサリサが書いた就活ノートがみれます!
こちらでは就活のメイクや服装に関する情報をイラスト多めで解説しているので、こちらも是非チェックしてみてください!
それでは良い就活ライフを!