面接で使える「好印象な逆質問」まとめ!NG例付き
皆さん、こんにちは。
いきなりですが、「逆質問」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
就活で面接対策を始めた方や、既に面接を受けられた就活生は知っているのではないでしょうか。
「逆質問」とは面接で面接官から「何か質問はありますか?」と逆に質問を求められること。
そして、逆質問は面接準備の中でも、手を抜きがちな部分ではないかと思います。
就活では、他の質問対応を優先して逆質問を見落としがちですが、逆質問は面接の最後に実施されることが多く、あなた自身の印象を大きく左右する可能性が十分にあります!
1 企業が逆質問をする意図とは
2 逆質問でアピールできること
3 逆質問でのNG行動
4 面接に役立つコンテンツ
今日は、上記の内容をご紹介していこうと思います。
ぜひ最後までお読みいただき「何か質問はありますか」と訪ねられたら、自信をもって答えられるようにしましょう!
企業が面接で「質問はありますか?」と逆質問をする意図とは?
まず、そもそもなぜ面接官が「質問はありますか?」と逆質問をするのか?
その意図を知りましょう。
大前提として、面接で逆質問の機会があるのであれば、何かしら1つは必ず質問するようにしてください。
質問がないということは、企業に対して興味がないというマイナスの印象を面接官に与えてしまいます。
その企業に興味があれば、何かしら質問は出てくるはずです。
当日の面接の流れでポンッと質問が出てくれば問題ないですが、焦って回答ができないかもしれません。
もし少しでも面接に不安があるなら、これからお話しする企業の意図を理解したうえで、逆質問を用意しておきましょう。
就活生に対する逆質問の意図は、大きく分けて3つあります。
企業が面接で逆質問をする意図① 疑問を解消し、企業の志望度を高めてもらうため
面接官が逆質問をする一番の意図は「その企業への志望度をもっと高めて欲しい」から。
純粋に面接を受けている皆さんが何か疑問を持っているのであれば、それを面接で解消したいと考えています。
不安を解消し、皆さんにとってその企業への魅力を高め、より強く志望してもらいたいと面接官は考えています。
企業が面接で逆質問をする意図② 質問力・コミュニケーション力をはかるため
皆さんは誰かに質問をするとき、いつもどうしていますか?
質問をするということは自ら主体的に課題を見つけ、それを知ろうとする行為が必要になります。
だからこそ、逆質問は面接官からの質問に回答することよりも、コミュニケーション力が問われます。
逆質問の内容を準備しておくことはできますし、それは大切です。
しかし、当日の逆質問までの面接内容で、逆質問の内容が変わることは多々あるかと思います。
それを臨機応変に面接のその時の状況に合わせて、どのような質問をするのかという質問力やコミュニケーション力を面接官は注目しています。
企業が面接で逆質問をする意図③ 企業との相性をはかるため
逆質問は面接官にとって、求職者の皆さんの人柄を見るチャンスだととらえています。
基本的に面接官からの質問に回答するという面接の場の中で、逆質問は唯一求職者から話す機会であるからです。
逆質問で会話をする際に一番求職者の人柄を見れるため、面接官は企業の社風に合うかどうかをはかっています。
例えば、ベンチャー企業を受けるのであれば、逆質問で有給や労働環境に関する質問ばかり行うのは避けてください。
- 「入社までに勉強しておいたほうが良いことはありますか?」
- 「御社で成果を出している人物の共通点などはありますか?」 など、相手に熱意が伝わるような質問をしましょう。
逆質問で伝えられることとは?
面接官が逆質問をする意図を理解したところで、次に逆質問で面接官に伝えられることは何かをお伝えします。
全部で3つあり、それぞれに例文を1つずつ紹介しますので参考にしてみてください。(面接官は人事の場合を想定しています。)
逆質問で伝えられること① 志望度の高さ
面接準備として、企業のことを調べつくしたからこそできる質問をすることで、面接官から「そこまで知ってくれているんだ、調べてくれたんだ」と、志望度の高さを伝えることができます。
企業のサイトを調べるのも、もちろんやるべきことなのですが、そこから質問内容を作るのは避けた方がベターです。
何故なら、企業のサイトは求職者であれば目を通している方がほとんどで、そこから質問を用意したとしても他の求職者と被ったり面接官の印象に残りにくいから。
そのため、OB・OG訪問で聞いた業務内容や社風などから、オリジナルの質問を用意できるとGOODです。
例文:OB・OG訪問で業務内容を具体的に伺うことができました。そこから入社に向けて○○の勉強を始めようと思っています。他に入社前に学んでおくべきことがありましたら教えていただきたいです。
筆者はOB・OG訪問のほかにも企業の中長期計画にも必ず目を通し、今後企業として何に注力するのか・どういった方向に進むのかを把握したうえで、逆質問につなげていました。
もし、逆質問を考えるうえで、企業分析や企業研究が苦手又はやり方がわからないという方は、こちらの記事を合わせて読んでいただくと、さらに面接対策で有利になりますよ。
⇒【就活生向け】企業分析のやり方4ステップ | 企業研究や比較項目のポイントをおさえよう
ぜひ目を通してみてください。
逆質問で伝えられること② 面接でアピールできなかったこと
面接の準備をしていても、当日の雰囲気や流れで面接官にアピールしようと思っていたことが言えなかった!といった経験はないでしょうか?
事前にどうしても伝えたいと思っていた内容があれば、逆質問にその内容を混ぜてアピールするチャンスがあります。
例文:学生時代、部活でキャプテンだった経験を生かして、入社後もリーダーシップを発揮したいと考えております。
⇓
当時の経験から、リーダーシップに必要な要素は○○だと感じたのですが、入社後もリーダーシップを発揮するには他にどのような要素が必要でしょうか?
面接で自分をアピールできる最後のチャンスですので、しっかりアピールしましょう。
逆質問で伝えられること③入社後の働く姿
制度に関しては聞きにくいイメージがあると思います。
そういう時は、自分のライフプランを織り交ぜたうえで逆質問を行えれば、むしろ面接官にとっては入社後に求職者の働く姿を具体的に想像することができるため、印象はプラスになります。
例文:将来、ライフイベントに左右されることなく、仕事を続けたいと考えております。制度が充実していることは存じ上げているのですが、実際の取得率や利用のしやすさについて教えていただきたいです。
逆質問をする際のNG行為とは?
最後に、逆質問をする際の注意事項をお伝えします。
2つあるので、しっかり覚えておきましょう。
逆質問をする際のNG行為① 事前調査で分かることは質問しない
これは当たり前ですが、だからこそ一番注意しましょう。
企業のサイトなどに記載がある内容を質問するのは、志望度の低さをアピールすることになりかねないため、絶対避けてください。
企業のサイトやパンフレットなどを調査したうえで、出てきた疑問を質問するようにしてください。
逆質問をする際のNG行為② 面接のフェーズや相手の役職に合わせた質問をする
逆質問では、面接官の担当に合わせた質問をするようにしましょう。
例えば、営業の最前線でしかわからないような質問を、管理職や人事などの担当範囲外の方にするのは答えにいため、よくないです。
その場に合った質問ができないという印象を面接官に与えてしまうため、避けてください。
どうしても知りたいないようであれば、下記のような枕詞を使って聞いてみるとよいでしょう。
- 「直接関係ないかもしれませんが~」
- 「聞いてまずかったら流してもらって構わないのですが~」
言葉遣いを変えるだけで、面接官の印象も変わってきます。
最後に
いかがだったでしょうか?
皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
見落としがちな逆質問ですが、しっかり準備しておけば面接の印象をプラスにすることもできる大事な部分ですので、ぜひ活用してみてください。
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逆質問を受けても焦らず自信をもって対応できるようになりましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。