【28卒】IoTベンチャーとは?仕事内容・就職する魅力・おすすめ企業2選【2026年版】

市況分析

【28卒】IoTベンチャーとは?仕事内容・就職する魅力・おすすめ企業2選【2026年版】

「IoTって言葉はよく聞くけれど、実際どんな仕事につながるのだろう」
「IoTベンチャーって、理系じゃないと働けないのかな」
そんな疑問を持っている就活生も多いのではないでしょうか。

IoT市場は近年とどまることなく成長を続けており、特にベンチャー界隈で注目を集めている分野です。理系・文系を問わず活躍できる職種があり、成長市場ならではの魅力もあります。

この記事では、そもそもIoTとは何かという基礎から、IoTベンチャーの仕事内容や就職する魅力、向いている人、おすすめ企業までをわかりやすく解説します。IoT業界が気になっている人は、ぜひ参考にしてください。

会員登録はこちら

そもそも「IoT」とは

まず知らない方のために「IoT」とは何かを簡単に説明します。IoTは「Internet of Things」(モノのインターネット)の略で、一言でいうとモノに通信機能を持たせると、便利なことができるようになるという仕組みです。

ここでいう「モノ」とは、私たちに身近な家具家電や車、インフラから、医療現場や工場、農業まで広い意味を含んでいるので、さまざまな産業や分野に活用できる可能性があります。

では、具体的にどんなモノにどんな通信機能を持たせると、どんな便利なことができるのかを見ていきましょう。

IT・ICT・IoTの違い

ITは、パソコンやインターネット、ソフトウェアなどを活用する情報技術全般を指します。ICTはITと近い意味で使われますが、情報を「伝える・共有する」というコミュニケーションの側面を重視した言葉です。

一方、IoTは家電や自動車、工場設備などのモノをインターネットにつなぎ、データの取得や遠隔操作、自動制御などを実現する仕組みを指します。それぞれは完全に別の分野ではなく、IoTもIT・ICTの技術を組み合わせて成り立っています

就活では言葉の違いだけでなく、企業がどの技術を使ってどの課題を解決しているかまで確認すると、事業内容を理解しやすくなるでしょう。

2026年のIoT市場と今後の将来性

IoT市場は、製造業だけでなく物流、建設、医療、交通など幅広い分野で活用が進んでいます。IDC Japanが公表した国内IoT市場予測では、ユーザー支出額は2023年の6兆9,189億円から、2028年には10兆1,653億円へ拡大すると予測されています。

生成AIや衛星通信の普及がIoT市場の拡大を後押しする ~国内IoT市場、産業分野別テクノロジー別予測アップデートを発表~

※出典:IDC Japan「生成AIや衛星通信の普及がIoT市場の拡大を後押しする ~国内IoT市場、産業分野別テクノロジー別予測アップデートを発表~」

AIや生成AI、衛星通信などの技術とIoTを組み合わせる動きも進んでおり、モノから集めたデータを分析して業務効率化や新しいサービスにつなげる用途はさらに広がると考えられます。

2026年の就活でも、IoTは単独の業界としてだけでなく、さまざまな産業のDXを支える技術として注目したい分野です。

IoTが活用されている主な分野

IoTは、身近なスマート家電だけでなく、製造・物流・建設・医療、農業など幅広い分野で活用されています。

たとえば工場では設備の稼働状況をセンサーで取得して故障の予兆を把握したり、物流では荷物や車両の位置・状態を確認したりすることが可能です。さらに、入退室管理や見守りサービス、農作物の生育環境の管理などにも利用されています。

IoT企業を研究するときは、どんなモノをネットにつないでいるかだけでなく、取得したデータをどのような課題解決やサービスにつなげているのかを見ることが重要です。

IoTベンチャーにはどんな仕事がある?

IoTベンチャーには、技術職だけでなく営業や企画などさまざまな仕事があります。ここでは、IoTに関わる代表的な職種と仕事内容を紹介します。

エンジニア・プログラマー

IoTベンチャーのエンジニア・プログラマーは、デバイスを動かす組み込みソフトウェアやWebアプリ、クラウドシステムなど、サービスを構成するさまざまな技術に関わります。

企業によってはセンサーや通信機器の選定、データを送受信する仕組みの設計、アプリケーション開発まで担当領域が広がることもあります。

ただし、必要なスキルや業務範囲は企業によって大きく異なるため、募集要項だけでなく実際の開発体制も確認しましょう。ものづくりとITの両方に興味があり、技術を使って現実の課題を解決したい人に向いている職種です。

AI・データ関連職

IoTでは、センサーや機器から集めた大量のデータを分析し、予測や自動化に生かす場面があるため、AIエンジニアやデータ関連職が活躍する企業もあります。

たとえば画像・映像の解析、設備の異常検知、需要予測など、IoTで取得したデータにAIを組み合わせることで新たな価値を生み出せます

また、端末側でAI処理を行うエッジAIもIoTと関係の深い技術です。業務ではプログラミングや統計、機械学習などの専門知識が求められることが多いため、技術職を目指す場合は企業ごとの使用技術や求めるスキルを確認しておきましょう。

営業・コンサルタント・カスタマーサクセス

IoTベンチャーでは、技術職だけでなく営業やコンサルタント、カスタマーサクセスなどの職種も活躍します。IoT製品やサービスは、導入するだけで課題が解決するとは限らないため、顧客の業務や悩みを理解し、適切な活用方法を提案する役割が重要です。

営業は新規顧客への提案、コンサルタントは課題整理や導入支援、カスタマーサクセスは導入後の活用促進などを担当します。

文系でも目指しやすい職種ですが、製品の仕組みやITに関する基本知識は必要になるため、技術を分かりやすく説明する力も身につけておくとよいでしょう。

企画・マーケティング

企画・マーケティングは、IoTを使った新しい製品やサービスの企画、市場調査、販売戦略などに関わる職種です。顧客のニーズや競合サービスを分析し、どのような機能を提供すれば利用者の課題を解決できるかを考えます。

ベンチャーでは職種の境界が比較的広く、営業やエンジニアと連携しながらサービス改善や新規事業に関わる場合もあります。

技術そのものを開発する仕事ではありませんが、IoTやAIなどの特徴を理解したうえで市場のニーズと結びつける力が求められます。新しいサービスを考えることが好きな人に向いているでしょう。

会員登録はこちら

IoTベンチャーの魅力は?

なぜ普通の「IoT企業」ではなく「IoTベンチャー」なのかというと、IoT市場では現状どの分野でも圧倒的なリーダー企業があまり台頭していない点にあります。スピード感と目新しさが重要な市場のため、ベンチャー企業が数多く活躍しているのです。ここでは、IoTベンチャーの魅力を解説します。

市場がまだまだ成長段階

IoT市場は、「IoT元年」と呼ばれる2017年頃から本格的に成長し始めた市場です。前述のとおり国内IoT市場の支出額は今後も拡大が予測されており、まだまだ成長が見込める市場だといえます。

また、大手企業がIoT市場に参入するためにIoTベンチャーと提携したり、M&A(合併と買収)したりするケースも多く、IoTベンチャー自体にもニーズがあります。

市場の成長にともなって、20代で役職が与えられたり、高い専門性を身につけられたりする可能性も広がっていくでしょう。

理系も文系も活躍できる

IoTベンチャーは、理系はプログラマーやエンジニアとして、文系は営業やマーケティングなどとして、理系・文系の両方が活躍できる環境です。

実際に就活サイトでIoTベンチャーの募集を見ると、エンジニアと営業職などが半々であったり、エンジニアの募集により力を入れているベンチャーもあったりと、企業によって募集職種はさまざまです。

ハードウェアとソフトウェアの両方に触れられる

IoTは、センサーや通信機器などのハードウェアと、アプリケーションやクラウドなどのソフトウェアを組み合わせてサービスをつくる点が特徴です。そのためIoTベンチャーでは、企業や職種によっては「モノ」と「IT」の両方を意識しながら仕事を進める経験を積めます。

たとえばデバイスから取得した情報をクラウドへ送り、分析した結果をアプリ上で確認できるようにするなど、複数の技術が連携して一つのサービスになります。

特定分野だけでなく、サービス全体がどのような仕組みで動いているのかを学びたい人にとって魅力のある環境でしょう。

エンジニアが成長しやすい

IoTベンチャーは、エンジニアの割合が一般的な企業より多い場合があり、経験豊富な先輩から学んだり、同期と切磋琢磨したりしてエンジニアが成長しやすい環境があるのが魅力です。

また、IoT市場の拡大にともなって世界的にIoTを開発する優秀なエンジニアが不足しており、大手が優秀なエンジニアを獲得する目的でIoTベンチャーをM&Aすることもあるほど、エンジニアのニーズが高まっています。

IoTベンチャーで経験を積み成長できれば、市場価値の高い人材になれる可能性があります。

最先端の事業にワクワクできる

IoTベンチャーでは、人の生活を豊かにする最先端の事業を展開していることが多く、新しい製品やサービスの開発や提供に携われます。今どきのベンチャー企業で最先端の事業を扱うワクワクを体感できるのも魅力です。

企業によっては若手から幅広い業務を経験できる

ベンチャー企業は組織や事業が成長途中にある場合が多く、企業によっては若手のうちから担当領域を広げたり、新しい業務に挑戦したりできる機会があります。決められた仕事だけではなく、顧客への提案やサービス改善、新規プロジェクトなどに関われる可能性がある点は魅力です。

一方で、教育制度や役割分担、仕事の進め方は企業ごとの差が大きく、すべてのIoTベンチャーで若手に大きな裁量が与えられるわけではありません。

企業研究では、若手社員の仕事内容や研修制度、配属後のキャリア例などを確認し、自分が望む成長環境かを見極めましょう。

IoTベンチャーが向いている人

IoTベンチャーは、新しい技術への関心が高く、変化のある環境を楽しめる人に向いています。IoTはデバイス、通信、クラウド、AIなど複数の技術と関わるため、自分の専門外にも興味を持って学び続ける姿勢が大切です。

また、技術そのものだけでなく「この技術を使ってどんな課題を解決するのか」を考えられる人も活躍しやすいでしょう。一方、仕事内容や働き方は企業によって大きく異なります。

ベンチャーというイメージだけで判断せず、事業内容や職種、教育制度、社風などを確認し、自分の価値観や得意分野と合っているかを見極めることが重要です。

おすすめのIoTベンチャー2選

ここからは、チアキャリアに掲載されている28卒におすすめのIoTベンチャーを紹介します。

株式会社セキュア

2002年に設立された株式会社セキュアは、AIとセキュリティを掛け合わせた事業をグローバルに展開するIoTベンチャーです。監視カメラや顔認証などの入退室管理システム、AIを活用した画像解析、AI無人店舗ソリューションなどを手がけています。

たとえばAIテクノロジーを活用した無人化店舗では、顔認証で決済ができて手ぶらで買い物ができ、AIによる映像解析や複数のセンサーで来店者の動線や、手に取られた商品のデータを可視化することもできます。

最新のテクノロジーを駆使したIoT事業を行っているベンチャーなので、新しい価値を提供する仕事がしたい就活生におすすめです。

株式会社ヘッドウォータース

2005年に設立された株式会社ヘッドウォータースは、AIやIoTを中心に、最先端技術の社会実装を手がけるIoTベンチャーで、2020年9月に東証マザーズ(現グロース市場)に上場しています。

「新技術の社会実装」「AIの民主化」をミッションに掲げ、AI・IoTソリューションの開発を中心に、AIコンサルティングやクラウド活用、Webアプリ開発などにも携わっています。

事業計画から開発、運用保守までを一気通貫でサポートし、顧客と伴走しながら課題解決を進めているのが特徴です。エンジニアの育成にも力を入れているIoTベンチャーなので、成長したいエンジニア志望の就活生におすすめです。

IoTベンチャーを選ぶときのポイント

IoTベンチャーを選ぶときは、会社の知名度や「最先端」というイメージだけで決めず、事業領域と仕事内容を具体的に確認しましょう。同じIoTでも、スマートホーム、製造、物流、セキュリティなど扱う分野はさまざまで、必要な知識や働き方も異なります。

また、ハードウェアとソフトウェアのどちらに強みがあるか、顧客は法人か個人か、どの職種を募集しているかも確認したいポイントです。加えて、研修制度や若手社員の仕事内容、事業の成長段階まで比較すると、入社後の働き方をイメージしやすくなります。複数社を比較し、自分が身につけたい経験から逆算して選びましょう。

まとめ

IoT市場はこれからますます成長していくと考えられ、新しいIoTサービスや製品も次々にリリースされていくことが予想されます。理系・文系を問わず活躍できる職種があり、成長市場ならではの魅力も多い分野です。

この記事を読んでIoTベンチャーが気になった方は、事業内容や職種、成長環境を比較しながら、自分に合う企業を探してみてください。気になる企業の詳細は、ぜひチアキャリアでチェックしてみましょう。

会員登録はこちら

この記事を書いた人
のっちょ

大学3年生で絶賛就活中のインターン生。
スーパーポジティブで1日あればどんなことでも気持ちの切り替えができるのが長所。
夢は、起業してソーシャルビジネスで人々の生活を豊かにしながら、幸せな家庭を築くこと。
好きな飲み物は牛乳で、毎日1L以上飲んでいるヘビーミルクドリンカー。
最近のマイブームは、至高のペペロンチーノを探究すること。

この人の記事をもっと読む
このページをシェアする