【ホワイト・高年収】文系学生でも狙えるエネルギー業界・企業を徹底解説!

市況分析

【ホワイト・高年収】文系学生でも狙えるエネルギー業界・企業を徹底解説!

こんにちは!
インターン生のひさです。

24卒のみなさんはサマーインターンに向けて、準備を進めている最中だと思います。夏の時点では、視野を広げるためにさまざまな業界を見るのがオススメですが、文系学生が意外と見落としがちなのが、エネルギー業界です。

エネルギー業界の企業は文理問わず、採用を積極的に行っており、魅力もいっぱいなので今日の記事を読んで興味を持った方はぜひエントリーしてみましょう。

エネルギー業界とは?

人々が生活する上で必要不可欠なものがエネルギーです。現代社会で利用されている主なエネルギーは石油、電気、ガスの3つであり、これらを供給する企業がエネルギー業界を構成しています。

企業の種類

それでは、石油、電気、ガスを提供する会社それぞれについて基礎知識をインプットしておきましょう。

石油会社

石油会社は「石油元売り」とも呼ばれ、石油の開発から輸入、販売までを一貫して担っています。日本は国内で利用される石油の99.7%を輸入に頼っているため、石油会社が世の中に及ぼす影響はとても大きいといえます。近年は、原油価格の乱高下や省エネによる需要の減少で厳しい経営状況になっている企業もあります。しかし、石油会社は再生可能エネルギー事業やその他の新規事業にも力を入れているため、今後も発展し続ける可能性があります。

【企業例】
ENEOS
出光興産
コスモエネルギー

電力会社

電力会社とは、発電所でつくられた電気を家庭や事業者に供給する会社を指します。日本における発電割合は火力が大半を占めますが、将来的には、環境性に配慮したクリーンなエネルギーが必要だとされています。近年の電力業界は「脱炭素化」や「電力自由化」の影響を受けて変革が迫られています。そのため、多くの企業が変化に対応しようと、コンサルティングや発電を中心とした海外事業を積極的に進めています。

【企業例】
東京電力
九州電力
電源開発

ガス会社

ガス会社とは、都市ガスやLPガスを家庭や事業者に提供する会社です。都市ガス事業ではガス管が整備されている地域に向けて、主に液化天然ガス(LNG)を供給します。一方で、LPガス事業はガス管が敷設されていない地域に、液化石油ガス(LPG)を入れたガスボンベを供給します。2017年には電力業界に続き、都市ガス市場の自由化が行われました。

【企業例】
東京ガス
大阪ガス
東邦ガス

エネルギー業界に就職するメリット

続いて、エネルギー業界の企業に入社するメリットについて紹介していきます。

安定した需要がある

先ほどもお伝えしたとおり、エンルギー業界に属する企業は生活に不可欠なモノを支える「インフラ企業」です。特に電気は、製造業や情報通信業に欠かせないエネルギーであり、今後の需要も安定して見込めます。他業界の企業と異なり、景気後退による大幅な需要減が少ない点も魅力のひとつです。

海外で働けるチャンスがある

石油会社であれば石油の開発事業、電力会社であればコンサルティング事業など、エネルギー業界に属する各社は積極的に海外事業を進めており、現地で働く社員も多数います。そのため、海外志向の強い学生や語学を利用した職につきたい学生にオススメの業界です。また、駐在とまではいかなくても、エネルギーの調達で海外の人や企業と関わる機会は多いといえます。

競争が激化しにくい

石油業界は3社の寡占状態となっており、新規参入が難しくなっています。また、電力業界は電力自由化を経ても、各地域では既存の電力会社が圧倒的なシェア率を誇っています。そのため、他業界に比べて競争が激化しにくく、安定した経営を行っている企業が多いです。

労働環境が整っている

エネルギー業界の中には、数千億~数兆円の売上げを誇る大企業が多くあります。残業時間や有給休暇、福利厚生に関しても整っている企業が多く、安心して働ける環境が用意されています。

高収入が期待できる

エネルギー業界に属する企業の平均年収は他業界と比較しても高水準といえます。(石油:826万円、電力:740万円、ガス:609万円)入社する企業を選ぶ上で、収入は重要な判断軸になるため、今までエネルギー業界を検討してこなかった方はこれを機に、業界研究を進めてみましょう。

【エネルギー事業を手がけるオススメベンチャー3選】

最後に、エネルギー事業を手がけるベンチャー企業について紹介していこうと思います。ここまでの内容は、大手企業中心でしたが、エネルギーベンチャーにも魅力的な企業がたくさんあります。ぜひ、エントリー先の参考にしてみてください。

株式会社 FD

株式会社FDは、電力事業に特化しており、再生可能エネルギーの創出によって、環境保全に貢献することを目標に掲げている企業です。主要な取引先には、SONYや京セラといった大企業が多く、エネルギー業界全体から注目されている企業です。社員の数は約30名で少数精鋭となっているため、若手のうちから力をつけたい方にオススメです。

株式会社NEXTONE

株式会社NEXTONEは、IT事業と並行して電力小売事業を展開している企業です。NEXTONEの一番の魅力は充実した教育体制にあります。もちろん、入社後の研修制度も整っているのですが、特に注目したいのがメンター制度や独立支援制度です。これらの研修や日々の業務を通じて、自分の臨むキャリア選択を行える可能性が高まります。将来的に起業を志している学生はぜひエントリーしてみましょう。

エナジーサプライ株式会社

エナジーサプライ株式会社は、その名の通り、再生可能エネルギー販売事業や電力小売事業を手がけている会社です。変革が迫られているエネルギー業界において、再生可能エネルギーの導入を牽引しています。加えて、エネジーサプライは基本給やインセンティブ報酬が魅力的な会社で、モデル例としては4年目で月収75万円(年収900万円)となっています。若いうちから稼ぎたい学生にオススメの会社です。

おわりに

ここまでエネルギー業界の魅力を中心に解説してきました。社会基盤を支える業界として君臨するエネルギー業界に興味を持った方は、ぜひ今後も継続して業界・企業研究を進めてもらえると嬉しいです。

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