「面接官はエスパーじゃない」──伝わらない就活あるあるの正体

2025.11.11

「面接官はエスパーじゃない」──伝わらない就活あるあるの正体

就活の面接で、「うまく伝えたつもりだったのに反応が微妙だった…」という経験、ありませんか?
それ、面接官が意地悪なんじゃなくて、単に“エスパーじゃない”だけです。

たとえば「御社の理念に共感しました」。この一言、全国の就活生が1日1万回は言っている定番フレーズ。でも、面接官からすると「で、どの部分?」「なぜ共感したの?」と頭の中がハテナだらけ。想いを伝えるつもりが、情報が足りずに心の翻訳に失敗しているケースが多いんです。
就活は、共感力より“説明力”。あなたの中で燃えている小さな炎を、相手にも見える形にする技術です。

「旅が好きだから観光業に興味があります」ではなく、「初めて一人旅したとき、宿のスタッフが“行ってらっしゃい”と笑顔で送り出してくれた。それが忘れられない」まで言えたら、もう十分伝わる。

つまり、就活は“翻訳作業”。自分語を人語に直すこと。
面接官はエスパーではないけれど、ちゃんと伝えればちゃんと聴いてくれる。
“伝わらない”を“伝わった”に変えた瞬間、面接は一気に面白くなる。
あなたの言葉に、もう少しだけ「物語」を足してみよう。

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この投稿の著者
青木 駿
青木 駿
人材開発グループ
徳島県出身。慶應義塾大学経済学部卒。社会人3年目。
大学では行動経済学を専攻し、「人の意思決定は感情や環境に左右される」という視点から、人の動き方や選び方を研究していました。現在は株式会社温故知新の人事として、新卒採用プロジェクトリーダーとして企画から運用まで幅広く担当しています。インターンや説明会の設計、選考フローの改善、候補者とのコミュニケーション設計などを通して、「人の心を動かすしくみ」をつくることを意識しています!

趣味:サッカー観戦・国内旅行・個室サウナ・パン屋巡り
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