「普通の学生」が内定を勝ち取る唯一の方法は“差別化”じゃない

2025.11.18

「普通の学生」が内定を勝ち取る唯一の方法は“差別化”じゃない

就活がうまくいかないとき、多くの学生は「周りと差別化しなきゃ」と焦ります。しかし、本当に必要なのは“差別化”ではありません。面接官が知りたいのは、特別な成果や圧倒的な実績ではなく、その経験を通じて何を学び、どう成長し、次にどう活かせるのかという「あなた自身の軸」です。

たとえば、アルバイトの店長経験がなくても、忙しい時間帯にチームで工夫して乗り切った話には、課題認識・行動・改善のプロセスが見えます。そこにこそ再現性があり、企業が「一緒に働きたい」と思うポイントがあります。

逆に、成果だけが大きくても、理由と背景が語れなければ印象には残りません。面接は実績競争ではなく、自分の物語を言語化する場です。
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特別な人だけが内定を取るわけではありません。
大事なのは、自分の経験を深掘りし、言葉で伝える準備をすること。
差をつけるのは過去の大きさではなく、未来への活かし方です。
この投稿の著者
青木 駿
青木 駿
人材開発グループ
徳島県出身。慶應義塾大学経済学部卒。社会人3年目。
大学では行動経済学を専攻し、「人の意思決定は感情や環境に左右される」という視点から、人の動き方や選び方を研究していました。現在は株式会社温故知新の人事として、新卒採用プロジェクトリーダーとして企画から運用まで幅広く担当しています。インターンや説明会の設計、選考フローの改善、候補者とのコミュニケーション設計などを通して、「人の心を動かすしくみ」をつくることを意識しています!

趣味:サッカー観戦・国内旅行・個室サウナ・パン屋巡り
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