就活あるある選手権:「第一志望です!」を100回言った僕の末路。

2025.11.09

就活あるある選手権:「第一志望です!」を100回言った僕の末路。

「第一志望です」──就活でこの言葉を100回は言った。
もはや呪文。鏡に向かって唱えたら、自分が誰の志望なのかもわからなくなった。
最初のうちは本気だった。「御社の理念に感銘を受けました」も心から言ってた。

でも20社目あたりから“感銘”が在庫切れ。
気づけば「御社の雰囲気が素敵で…(※3社連続で言った)」という汎用ワードを多用し、
志望動機がもはや量産型ラーメン状態。

ESを提出するたびに「自分、何を志望してたんだっけ?」と自己喪失。
もはや「第一志望」は、会社じゃなくて“内定そのもの”だったのかもしれない。
でも、そんな時ふと気づいた。
どの会社にも少しずつ“惹かれた理由”はあった。
働く人の笑顔だったり、オフィスのコーヒーの香りだったり。

「どこに入りたいか」より、「どんな人と働きたいか」を軸にしたら、
就活が少しだけ“自分ごと”になった。

だから、もし今「また第一志望って言わなきゃ」って思ってる人がいたら、
一度立ち止まってほしい。
https://cheercareer.jp/company/seminar/4599
“誰かの正解”じゃなく、“自分のリアル”で話してみると、
意外と面接官もちゃんと笑ってくれる。
…それでも100回目の「第一志望です」は、もうちょっと感情込めたいけどね。笑
この投稿の著者
青木 駿
青木 駿
人材開発グループ
徳島県出身。慶應義塾大学経済学部卒。社会人3年目。
大学では行動経済学を専攻し、「人の意思決定は感情や環境に左右される」という視点から、人の動き方や選び方を研究していました。現在は株式会社温故知新の人事として、新卒採用プロジェクトリーダーとして企画から運用まで幅広く担当しています。インターンや説明会の設計、選考フローの改善、候補者とのコミュニケーション設計などを通して、「人の心を動かすしくみ」をつくることを意識しています!

趣味:サッカー観戦・国内旅行・個室サウナ・パン屋巡り
投稿一覧